日本人の多くの人ができていないかもしれない「そばの食べ方編」
ネイティブというのは本当に何も見えないこと
日本に生まれて当たり前のように周りと同じように行動する。
それがどういう意味なのか?理由を言ってくれるかもしれないけどもそれが本当かは調べない。そう思い込む。。
先日、海外からのお客さんと一緒にそばを食べに行きました。
そこには茶道歴50年以上の女性の方も参加。
外国人からよくある質問
「どうして音を立てて食べるの?」
もちろん、音を立てて食べることは世界で常識外れ、ある意味マナー違反なことは十分に承知している。
茶道のおばあちゃんは「音を立てると美味しくなる」と話すが
それもよく聞く言葉。。
それではやっぱり外国人には意味不明である。。
そこでググってみたら面白い答えがあった。
それは「蕎麦の香りを楽しむためにススル」っとある
そうか!僕はそれが答えの一つだと思った。。
そう考えた時に口だけですすっている僕は間違っていることに気づく。。
音を立てることに集中することで鼻のことなんて考えたことがない。
実際は口と鼻を同時に吸い込む食べ方が必要になる。
そうすると自然と音もなる。。
なぜ香りを意識しなくなったのか。。。
それは蕎麦が本物ではないから。。
100%の蕎麦粉で作った蕎麦とは無縁である現代。。
香りというものが遠ざかっているのだと思いました。
本物が食べれないからこそ、その本来の意味もわからない。。
すると本物のそばを食べたとしても香ることができない。。
きっと多くの日本人がしていないことなのではないかとも思います。
そしてそばだけではなく素麺、うどんなども同じで香るもの。。
でも香らない安い素材の麺に食べ慣れ現代人はやっぱりそういう感覚はないのかもしれません。
また勢いよくススルのには麺とつゆとのバランスも考えられているといいます。
「香る食べ方」を今からでも挑戦したいと思います。。
それでは今日も良い1日を!
全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。