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twitter採用、キャッチーでエモいね。

そうして、私は
採用面接とは、別に
採用受けてみない?と声をかけてくださった先生と桜を見に行った。
ケーキ屋さんへ向かう道中、桜は咲き、その下では若者たちが「いやそこ飲食する場所ちゃうやろ」的な小さな公園で飲食を楽しんでいた。

桜の見えないケーキ屋さんの中で
私たちはケーキを食べながら、
(パイ生地のケーキは選んだらダメだ!!!!という初デートの16才の意気込みでケーキを選び)
自分の今の仕事の話をしたり、
相手の経歴を伺ったりしたが、とどのつまり聞きたいのは
「どうして私に声をかけたのですか?」


ということ。
結論から言えば「条件」があったのだという。(試験合格者である30代前半)
と、
「Twitter見てて、気があうかなって思って」



…え、ソウカナ???ソウナノ???
この辺り、私は本当に鈍感で
ちなみに夫とはじめて出会ったときも、夫は私を一目みて「この人と結婚する!」と思ったらしいが
私は「…ソウナノ???」だった。(幸い出会って10年弱仲良くしている)

気があいそうだから、一緒にお仕事したい
と思ってもらえるなんて、なんて嬉しいんだろうと素直に思った。

そして、色々飛び越えてお話をするが、面接は順調に進み、ハレて社労士事務所での勤務が決まった。
労働保険料を申告すべき初夏の頃に入職しました。
当時、事務指定講習中だったため、補助員というポジションだ。
また、パート勤務を想定していたが、相談した結果 短時間正社員として雇っていただけることになった。

っていうところを、もっと情緒的に書いても良かったんだけれど、この時代、スピードに乗り遅れると思うので、さくさく結局知りたいだろうことを書き連ねることとする。

なぜ社労士事務所に転職しようと思ったのか?
開業→未経験というのもあるがビジョンが見えなかったので、しなかった。

企業内総務として転職→一度は考えたし実はアクションも起こしたがご縁なく。
(非公開の求人みせてーって1社依頼を出したらお前の条件じゃ無理だし他にも紹介できる会社ないから登録できないよ⭐って求人サイトに言われた。ふふふ。)

前職での肌感として企業内総務は結構孤独。本来、会社のためにと進言すべきところを社長と距離が近すぎて(直接雇われてるし)言えない。他部署(営業や経理)に比べてパワーも劣る。中で30代半ばの自分が企業に入っていって孤独の中、社労士の名前をもってプロとしてやっていけるかという不安が多かったので、やめた。

こう見ると消去法感は否めませんが、実際前職で総務と言っても手続きや給与計算は未経験だったので、自分の経験を積むためにも、まずは社労士事務所に入ろうと思いました。

活用した転職サイトは何だったのか?
よく見ていたのはヒビコレ
エージェント登録したのはMS-JAPAN
でも実際応募したのは事務所がパート募集をかけてた媒体でした
応募したのは転職先の1社だけでした。

面接はどうだったか
所長先生がtwitterやyoutubeをされていたので、事務所webサイトと一緒にごりっごりに企業研究できる点は、令和の就活・・・て感じでよかったです。

でも、ほぼ同時期に入職したこに聞くと、twitterとか見たことない、言うんですよ。笑
あ、じゃあそのこ達は「ありのままの」ナチュラルな自分の言葉で面接をパスしてるのかーって、ちょっと恥ずかしくなりました。これは今後、黙っておいたほうがいい案件。
いや私は直前までごりっごりに見てたし、なんならルーズリーフに書き起こししてたけど。
黙っとこ~。

あ、念のためちゃんとも1回話しておくね!
twitter採用と言っても、twitterで「ねぇうちの採用面接受けてみない?」って声かけられただけだから世間一般でいうtwitter採用なのかは、わかんないよ!
でも事前にtwitterとか、ここのnoteは見られていたみたいです。

(就業時間中に「一刻も早く帰りたい」などとツイートしていましたが多分見られていました。noteの、部長に怒られるから妊婦にタオル交換させろと詰めた話とかも読まれたんだと思います。)

入職してみてどうだったか
ちょうど3か月経ちました!
普通に体力がない!しんどい!!!

前職、家から激近だったので、電車乗るだけでエグいくらい疲れている自分がいますね、短時間のくせに。
たまにtwitterとかで見る、入職直後に右も左もわからないまま担当もたされて、てんやわんや みたいな状態ではないので、自分のペースでお仕事させていただけているのは、ありがたいです。
質問できますし、悩みを共有したりできますし。孤独を感じたくないと選んだ転職なので、その辺のメリットは享受しています。

前職に10年近くいたので、ホームシックには軽くなりました。
前職には、オジサンが沢山いました。
めっちゃ怒られるオジサンとか、
根拠なしにポジティブなオジサンとかを見て
「あ~自分もがんばろ~」って思っていた節があったみたいなので、

めっちゃ怒られるオジサンも、根拠なしポジティブオジサンも、今の職場にはいないので
そこだけ、ちょっと懐かしみを感じたり。

社労士として登録してないです
入職後すぐに事務指定講習を修了したので、やろうと思えば今すぐにでも勤務登録は可能なんです。でも今、できていません。
「仕事を続けていれば、社労士と名乗って責任をもって仕事をしたいというタイミングがきます。登録は、そこからでも遅くない。焦る必要はないです。」
って所長先生おっしゃるのですが

(それって、いつ来るんかな・・・?)
って思って、それ待ちで未登録です。
Twitterを見ても、シュババーって登録して前進されている人ばかりが目について
焦らないと言えばウソになりますが、そんな話をしても「え、ほんなら登録すればええだけの話ちゃうん」って言われそうなので、そんな話はしません。
似た境遇の人が近くにいないので、余計不安なんかな~でも登録はしますよ~近々・・・?

社労士事務所に転職を考えてる人とかtwitter採用にあこがれる人にコメント
twitterには”スター選手”が沢山います、どの先生も優しく立派、魅力的ですよね。お会いして繋がりを持ったり、一緒に働くことが自分のステータスに感じることもあるかもしれませんが、就職すると日常で、現実です。芸能人のカバン持ちになる訳ではないので、そこは切り分けて。あなたが、どんな社労士になりたいか?そこへ向かう道中で出会うべき人と共に働けたら素敵ですね。


そういうアナタは声かけられて浮かれポンチだったんじゃないんですか?
そうですね、10のうち3くらいは、浮かれポンチやったと思います。
ある種そういう「勢い」が転職の後押しをした側面もあります。

でも先ほども言ったように、就職は現実。私は子育てする日常と折り合いを付ける必要がある。
なので条件を冷静に見ていた部分もあります。
あと、このnote書いていて気付いたのが転職は「孤独から逃れる手段だった」

でも1番大きいのは、自分の課題解決のためなんです。

前職のとき、その課題に気付いて。
解決のための術は前職には見いだせなかった。

課題というのは、
自分の外にある課題と、
自分の中にある課題です。

外というのは、
社労士として社会の課題解決をすることです。
(大きいことを言ってますが実はもう少し具体的です。)

一方、中というのは、
アウトプット下手、
行動力がない、
コミュニケーションが苦手とか。

事務所に転職して、これらの課題からは、ますます逃れられなくなりました。
それどころか、先生方の働きぶりを見て課題が膨張してます。

ただ、課題解決のための言葉が耳をかすめるようになったんです。

毎日手厚いフィードバックをくださる先生が見たら「かすめてるだけかーい」言われそうですけど。

言葉をしっかり捕まえて、自分の言動には落とし込めてないので
かすめてるって言っときます。

自分の出来ていないことと向き合う毎日で腹痛が痛い日々ですが
私は事務所に転職して、よかったと思ってます。


社労士登録もしていないし、カッコもつかないですが、これが今の私です。




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