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国家資格キャリアコンサルタントの過去問取り組み方

国家資格キャリアコンサルタントの、学科対策においては
ただひたすら、過去問をまわす。これは、頭ではわかっていたんです。

わかっていたのですが、なかなか"進め方"についてモヤモヤしてしまい
対策が進まない中、

とうとう学科試験前3週間となってしまいました。

ここで、多田塾の多田先生の直前期の勉強方法やヤマ当てについての話を聞くこととなり、やっと進め方について覚醒。
残り3週間でしっかり勉強をすすめ、なんとか合格することができました。

今回は、学科直前3週間で実施した勉強法についてお伝えします。

私が考える、優先度はこうです。
優先度★★★★キャリアコンサルティング技能検定2級 過去問直近3回分
優先度★★★国家資格キャリアコンサルタント 過去問直近3~5回分
優先度★★みん合サイト模試直近1回(~有料会員であれば3回分)
優先度★国家資格キャリアコンサルタント 過去問直近3~5回より前の分全て(できるだけ)

まず、技能検定2級を3回分、ざーーーっと解いてみてください。
きっと、全然解けないのではないでしょうか。でも大丈夫!だって2級です!解けなくても問題ありません。ダメージゼロです。

※ちなみに問題は、理論なら理論だけ・統計なら統計だけという風に拾って解くのは手間がかかるので、1回分通しで解いていくほうが効率的です。

まず、これは全ての問題を解くとき共通なのですが、
択一式の問題なので、消去法でなんとなく 常識で考えて、ということで、しっかり論点を理解していなくても解ける問題があります。

この、消去法で解けたけれど全然意味わかんない・知らない選択肢について、必ず解きながらマルをつけていきましょう。
ついでに統計・白書・調査については 統計名、調査名について四角で囲うなどし、わからなければスグにパスするなどし深追いはしません。

そして、答え合わせをして、先程マルをしなかった問題以外で、間違えてしまった問題についても追加でマルをします。


問題を解き終えて、答え合わせが済んだら見直しに入ります。

過去問解説があるサービスを探してきてください。
(みん合の有料会員をオススメします。私自身は多田塾の解説を使っていました。)

マルをついた箇所について、過去問解説を読む

(過去問解説に参考文書が掲載されているハズなので)
参考図書のうち持っているものがあれば該当箇所を読む

参考図書がない場合
googleで「●● キャリコンスタディ」などと、問題の論点 + キャリコンスタディと入れて検索します。(●●には、過去問解説で拾ってきた理論名や理論家の名前などを入れます)
例えばここで、お手持ちのテキストや、みん合のテキストなどに立ち返ることもいいのですが『絶対に欲しい情報が掲載されている』ということが非常に稀で、テキストから探すのは時間のロスです。

発達理論のベタ中のベタな図表など(あれ、あの辺に載っていたな~)と思い出せるレベルでないものはネットでキーワード検索する方が絶対に早いです。

そこでオススメなのが、キャリコンスタディです。
網羅性が高く、細かい論点まで、わかりやすくまとまっています。

過去問解説と、キャリコンスタディで網羅性を高めます。
肝心なのは、問題で問われている論点だけではなく、キャリコンスタディに載っている周辺論点も併せて軽く、おさえることです。
(キャリコンスタディは1ページに1論点、量も多くなくまとまっているので負担は少ないはずです)

それを、走り書き程度でいいので、私の場合はルーズリーフに書き写します。
ルーズリーフ転記の前に、
白紙のルーズリーフにタイトルを打っていきます
『クルンボルツ』『サビカス』など理論家の名前から
『学校・教育』『職業能力開発』『アセスメントツール』など、ざっくり過去問で問われるジャンルに大別しておきます。

で、転記は、そのタイトルを打ったルーズリーフから、該当するページを探して、そこに行うイメージで行います。
すると、最後の最後、見直すときに役立ちます。

私の場合『お前誰やねん』というタイトルのルーズリーフを作成しておき、みん合テキストで出会わなかった理論家、出題頻度の極めて低い理論家の論点をさっくりまとめました。

私が受験した第23回・・・
『デシ』の出題があったのですが、お前誰やねんルーズリーフに転記があり
なんとか解答することが出来ました!


最後に、四角で囲った政府の計画・白書・統計・調査を洗っていきます。

重要度が高いのは、
職業能力開発基本計画、能力開発基本調査、労働力調査、
でしょうか。
この辺りは過去問で出てきた論点全てを押さえて、最新版での数字や内容はどうなっているか、ある程度丁寧に押さえた方がよさそうです。
職業能力開発基本計画などは、みん合のまとめサイトを読むなどすると、押さえやすかったです。

他の統計、調査については
出題されたものが、最新版かどうか検索して調べる
出題が最新版で、かつ過去3~4年以内のもの(一応選択肢の内容は押さえる)
出題が最新版で、過去3~4年以上前のもの(バツして押さえない)

出題は最新のものではなく、最新版が出ている。最新版が1~2年以内に発表されたものである(余裕があれば調査の概要、まとめに目を通す)


という押さえ方をしていましたが
時間が足りないなどの場合は、重要度の高いものだけ押さえて
あとは、みん合の模試過去3回分で出題された、統計・調査を丁寧に押さえていくとカバー率が上がると思います。

また、アセスメントツールやメンタルヘルスの問題などで、
webサイトの問題があがってきたら、一度はアクセスすることをオススメします。
誰を対象に、どんなサービスがあるのか(何ができるのか)をさっくり押さえて、ルーズリーフに走り書きする。

ということを、1週目で一通り論点を丁寧に押さえた上で
あとはマルをつけた問題、選択肢について"まわせるだけ、まわす"

隙間時間なども活用して、解けるだけ何度も解く
(いつも過去問を印刷した束を握りしめていた)
3周ほど出来れば嬉しい。
(私、過去問第4回~最新分、模試3回分、2級 3回分を3周しました)

これだけ丁寧に論点おさえて、3周も解きなおすなら
普通にもっと前からやればよかったなぁ~などと思う梨子だった。(大変だった)

肌感で言うと、これだけゴリゴリやらなくても受かっている人はいる!
でも手の抜き方わかんない!
試験は徹底的に殴り倒したいタイプ!!!

特技は力業、梨子です!!!!!

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