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季節の薬膳お食事会|夏
8月2日に糧で2回目の「季節の薬膳お食事会」を開催しました。
前回同様、1時間座学で学んでいただいた後、夏の養生をテーマにしたランチを召し上がっていただきました。初回の講座が良かったのでと続けて参加してくださった方もありましたし、初参加の方の中には男性も!もちろん男性も大歓迎!色々な方に興味を持っていただけて嬉しいです。
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夏は暑さ(暑邪)が体に影響を与えます。
その影響は日々の生活の中で感じているとおり、
・体の熱、多汗、のどの渇き、尿が少ない
・睡眠、精神・情緒の不安定な症状
・息切れ、脱力・夏バテ・熱射病
などがあります。
さらに日本の夏は湿気が多いので、
・食欲不振、疲れ、無気力、四肢のだるさ、吐き気、下痢
の症状を伴う場合もあります。
ということで、体の熱を取るというのが、夏の薬膳の大きなポイントの1つ。なのですが、空調の効いた部屋にいる時間が長い人は注意が必要な場合も。
今日の参加者さんの中にも、空調の効いた部屋で仕事をしていて、手足が冷える気がするし、最近、揚げ物とアイスクリームを食べたら下痢をしてしまったという方が。食事は?というと今が旬の夏野菜や食べやすい素麺などが多めとのこと。
本来はきゅうりやトマト、ゴーヤ、スイカなどは体の熱を取ってくれる食材なので、夏に積極的に食べたい食材ですが、空調で体に冷えがある人は注意が必要。素麺も原料の小麦には体を冷やす作用があります。
食べる時には温める食材と組み合わせるなどしてください。それに、冷えて脾(胃腸)が影響を受けて水分代謝もうまくできていないので、脾を養う食事が大事になってきます。
かくいう私も、空調が苦手ですが仕事の都合上、長時間いることも多いので、食べ物で冷やしすぎないように気をつけています。空調の効いた部屋では温かい飲み物をそれ以外もできるだけ常温の飲み物を飲むというのも気をつけています。
ちょっとベーシックな夏の食養生から話がずれてしまいましたが、人によって、環境によっても養生は違ってきますね。
ちなみに今回のランチメニューは
ごはん
だし(山形の郷土料理)ごはんに載せて
鶏肉と野菜の梅味噌グリル
イカのレモン麹サラダ
きのこのカレースープ
長いもの甘酢
スイカの皮の中華炒め
豆腐カプレーゼ
スイカ寒天と緑豆の甘煮
それぞれの料理のポイントや食材の作用についても、お食事を食べていただきながらお伝えしました。
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次回は「季節の薬膳お食事会|秋」を10月上旬に開催予定です。
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