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三途の川の渡り方

ここ最近食欲も落ちて20時間くらい寝てしまうときがある。
そしてついに行ってしまった三途の川!!(夢の中だけどね)
でもとても不思議な夢だったので記しておこう。
三途の川は結構キラキラしていてきれいだけどどこか薄暗い。
いろんなひとたちがたくさんいる。長―い川。想像より幅がない。

まさにこんな感じ

そこにいたのは「一つ目の女性」目が一個しかない。「わたしはお母さんにも愛されず生まれてすぐ死んだ」と言っていた。でも性格はよさそうだった。「そんなことは関係ないから友達になろうよ」と言ったら「あなたいい人ね」と言っていた。

次に会ったのは父。パンにエビを載せて食べている。そこの支配人みたいなひとが

「前はお箸を投げてしまい大変だったけど最近はちゃんと食べられるようになった」

と。でも父はたべながら「足りねえ」と言っている。

若いころは貧乏で食べられなくて稼げるようになったら糖尿病で食べられないのだから「食べ物の業」みたいのがあるのかも。

でもこんなところでうろうろしていたら、天国に行けないじゃないか。わたしが連れて行ってあげないとやっぱりむりなのかなあ。なんて思う。

そうすると一人の女の人が声をかけてきて「車に乗って。お母さんがお父さんにプロポーズされた場所に連れて行ってあげる」と言うので乗る。車はすごいスピードで街のほうに行き、あれに乗って!と言われ東横線に飛び乗ろうとしたら扉に挟まれ、目がさめた。

うーん。実にリアルだった。
ほんとうにああいう世界があるのかもしれないし、単なる夢かもしれない。

わたしが抗がん剤1回目の点滴を受けている最中に父かが倒れ、間もなく亡くなった。
偶然とは思えないタイミングだった。

もしかしたら父はひとりで三途の川を渡れないから私が呼ばれたのかもしれない。

手をひいて連れて行ってあげてもいいな、と思ったりもする。

でも街に帰れと車に乗せた女性がいる。あれは誰だったのかなあ?

たぶんこの世でやるべきこと、あの世でやるべきこと。
なんていうのか無数にあって優先順位みたいなのがあるのではないか。と思う。

この世に生まれてきたのは、自分の生を謳歌する、お父さんやお母さんの関係性に影響を与える、社会の人に影響を与える、子どもを産む人は産む、産んで育てて成長する人もあれば、家族をもたないからこそ自分自身の生命と色濃く向き合う、などいろんな使命があるんだろう。

死んだら死んだで、きっとあの世の人との関係があって役割がある。

いまけっこうギリギリのラインにいる私はあちらの世界とこちらの世界を行ったり来たりしてけっこう今までない経験をしているのかも。

わたしはあちらの世界にもこちらの世界にも大切な人はいて、役割があってたぶん果たすべき役割のところへいくんだろう。そうなるとはっきりいってどちらでもいい。
という気もする。

天国とはちょうどよいときに呼んでくれてそれは遅すぎもなく早すぎることもないみたい。それが俗世間でちょっと早かったね、と言われてしまっても。

いずれにしても目の前にいる人たちや風景は奇跡だし歓喜そのものなんだなあ。と思う。

とはいえごはんを食べてないので三途の川がちかくなっちゃっているのでなんでもいいからとりあえず口に入れとこう。


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