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うなぎの寿司とナス漬、あと、原材料管理の悩み

ある日のゼミの光景。テーマは「みつぎもの」手前のウナギの寿司はどこぞの超老舗料亭の〆でしか食べられないもの、らしい。

うちの料理サークルでは、去年まではその日使う食材は当日のリーダーがリストを作り、駅前のスーパーで買い出しをしていた。が、物価高騰につきそれでは中々立ち行かなくなってきた。何か所かに分けての底値買い、米や消耗品はまとめて発注してストック管理、などの技を駆使する人間が必要になったため、今はメニューはメンバーの自由だが、全ての買い出しリストは材料管理担当として私が製作している。つまり、全レシピを見て必要な材料を起こすのだが、、、

スモークサーモン500gはコスト的に無理!冷凍サーモン丼にするか、量を減らすか、他のものを削るか、、、
カブ、カブねえ。売ってるかな。基本冬のものだよね。大根にしとくか。
ズッキーニ20本って、1本150円するのよ。全体予算が12000円なので無理!
減らして、パプリカもちょっと減らして、玉ねぎ足してかさ増し!

なんか昨日も似たような仕事をしたような。

昔食品会社で原材料課がコストがー、原価がー、と試作課と戦っていたのを思い出す。そしてここまでが昨日の話。昨夜はレポート1個出して気絶して、起きたら8時半だった。今日も今日とて、リスト作成、、、
アップルパイ。
いや、美味しいよねアップルパイ。
でもさ、リンゴって晩夏から秋にかけて実がなる、本来は秋冬のフルーツなのよ。今スーパーで買うと、別に蜜入りでもない、もしかしたらスカスカかもしれないのが1個200円もするのよ。マックでさえ今やってるのはアップルパイじゃなくてチョコバナナパイだよ。
昨日のカブもそうだし、こないだは「レンコン」と言われた(すりおろすレシピだったので、水煮は想定していないと思われる)あんまりうるさくは言いたくないけど、せっかく料理サークルにいるんだから「旬」ってちょっとは気にしてほしいなあと、おばちゃんは思うわけですよ。

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