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世界をおいしく、おもしろく。

そもそも学部のコンセプトが↑なので、試したいことはかなりの割合でチャレンジできる。某教授曰く「とりあえずやってみて、ダメなら埋めちゃえ」

「酢の物に別の酸味を足したらどうなる?」
「食育に使えそうな塩サバ料理、ないかな」
「余ってる豚ウデ肉、有効活用できない?」
「桃膠を台湾で買ってきたんだけど使う?」
「子供用に味覚実験のイベント、手伝って」
「未知の国の知らない料理でハロパしたい」

個人的な興味、授業の一環、サークル、謎の持ち込み案件まで色々。
もちろん採算や普遍性や高度なスキルを求められるプロには敵わないが、最初から技能や設備が必要な医療系や理系と違い、食と調理そのものがとっつきやすい分野だからできる事ではある。今日び、材料はほとんどネットで揃うしね。

「もしもし嫁ちゃん?」
「なーに?」
「Amazonのさあ、請求書来たから確認したんだけど」
「あ(Amazonカードで落ちるから、札幌に行くんだった)」
「竹炭粉?クロモジパウダー?サゴヤシでんぷん?あと、ウィッシュリストに希塩酸が入ってるんだけど」

「……本当に料理の材料なんだよね?」
本当に料理の材料です。あと、希塩酸は一番小さいロットでも10%500mlで、多すぎて用途に困るので諦めました。

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