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上手く生きるコツ

現在、寒さが厳しい23:08。
課題と発表準備の道具を机に広げ、noteを書き出すという現実逃避。書き物しよう。


今日は自分のことを棚に上げがちだ、という話をしようと思う。

私は普段から学校の授業をしっかり聞く。しかし世の中そんな人間ばっかりじゃあない。興味がない授業は誰だって面倒に感じる。別に悪い事だとは思わない。

今日の授業中、なんの話をしていたかは知らないが、終始息を殺して笑いを堪えている人たちがいた。なんか面白い話を内密にしてたんだろうか。授業中の井戸端会議に参加経験は無いのでただの想像に過ぎんのだが。

でも正直気になってしょうがないから、鬱陶しいなぁレベルで面倒に感じていたところで授業は終えた。

その教室は次の授業受けるっぽい人が全然入ってこなかったから、席もガラガラ。
授業後はそこで昼を食べて。他愛もない雑談をいつものようにしていた。

そしたらどこからか、奥の人たち、今授業中なんで静かにしてもらっていいですか、とかなりお怒りで声がかかったのだ。
この教室はその時間、オンライン授業を聞いてもいい部屋になっていたのである。彼らはイヤフォンを着けず、パソコンからの音で聞こうとしていたので尚更我々の笑い声が癇に障ったんだろう。

言われて一瞬、ん、今の私らか?と戸惑うほどだったが、すいませーんと軽く流しそそくさと教室を出た。その教室には、自分の授業の時に「私が」鬱陶しく感じていた人たちもいたが、彼らは今回は静かだった。

彼らにあれほど嫌悪感を抱いたというのに、そこと同等までに成り下がってしまったのかと私は頭を悩ませる。周りの見えてなさを突きつけられた感じだ。

自分で嫌だと思ったその瞬間に、いやあんたもだよ、って愛のないツッコミを入れられてしまった。そんな気がした。いや、する。


そんな日もあるさ、と嫌なことも吹っ飛ばしてしまおう。そして切り替える!
これがきっと上手く生きていくコツ。

私はこれができた試しがない。
人に注意されることが嫌で気にしい私にとってこの一件はだいぶ応えた。まだ怒っていたあの人の怒りが見える目が忘れられない。記憶はさらに誇張されていく。たぶん今想像で思い出すあの顔は、本来よりもっとしかめっ面。
忘れられる日はいつ来るんだろう。


おしまい(ワスレロー)

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