防災グッツの普及について考えた

普及しない理由は,自分は大丈夫だと思うバイアス,政府や自治体がどうにかしてくれるという他力本願,そしてコスト,この辺りが有力な理由なんじゃないかと思う.


ところで思うのだけど,防災ってなんだろうか.
防災って,今まで経験したことないような非日常を想定して生き延びることを準備する行為だよね.
それは想像できないのも無理はないだろうね.

じゃあ,誰が生き延びるための準備なのだろう.
あなた自身なのか..それとも親であったり,子であったり,夫婦だったり..?

安心を買う保険みたいなものだというと,なんだかうまい話に乗せられているような気がして嫌なのだけど,防災の根本は「大切な誰かの日常を明日も」から始まることなんだろうと思う.

自分を守ることは誰かのために動けることに繋がるのだから,自分のためでもいいんだよ.

普及しない理由は,『自分の家に設置しようとしているからなんじゃないのか.』と思ったんだ.

誰かのために買うとしたら,お財布が緩くなるんじゃないのかなって.

我々は自分のことを蔑ろにしがちで,お金をケチってしまって他の人に尽くしたりするし,
我々は毎日目の前のことに忙しすぎるからこそ,長期的な視野が欠けてしまい,投資ができなくなってしまう可能性がある.

普段の生活で毎日必要なものじゃない,地味に足元の裏側から支えているようなものなのだからこそ,長期的なプラスを考えてあげられる組織・人がサポートしてあげれるシステムがいいんじゃないかな.


登山・キャンプを趣味にするといいなと思うのは,防災グッツを自分のために率先して買えるようになるから!そして普段から使い慣れることで災害時にも「いつものように」使える.フェーズフリーという,日常生活と避難生活の落差を減らすという考え方に沿っているから!


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