お金

休憩時間に担当の方の会話の中で、若者のある言葉が心に残っているそうです。

「やっぱ世の中金だよな」

担当の方はバブルの時代も生きてこられた方なので、当時の良いところも悪いところもすべて味わったようです。弾けてしまった後に、当時住んでいた家の住人の若者がこのように話しているのを耳にしたそうです。

確かにお金は必要です。

でも、それを薄っぺらに捉えるのか、無限なほど多面的に捉えて自分の才能を燃焼させた副産物と思うか、人それぞれ全く違います。

僕はかつては薄っぺらにしか考えられていなかったように振り返ります。

自分勝手に使うしか方法を知らなかったように思いますね。ひたすら世の中で言われる「本物」を求めてお金を使ってきましたが、なぜかいつも虚無感に苛まれて来ました。見える部分だけお金持ちに見えるようにどんなに飾り付けても、うちに秘める心の自信のなさで足元がおぼつかないように思えるのです。絶対この先つまずくことが自分でもわかってしまうような先の見通しをどんどん増長させる感じでした。

そんな自分を変えたい!といつも願っていましたが、お金の怖いところはそんな自立の芽生をずっと足を引っ張るようにまとわりつくのです。甘い甘い味を思い出させて離さない。やっぱいっか。とやんわりと諦めさせてしまいます。

そう思って5年以上。僕は痛みとともに引き剥がしました。痛み無くして引き剥がすことは絶対不可能です。でも先に広がるのは、想像していたよりも遥かに広い世界と愛でした。そんな人生を歩み始めてまだ1年経っていませんが、断言できます。

ありのままの自分で、誰かの役に立ちたい!

そう決心したことが、ヌードデッサンモデルを始めたきっかけです。

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これは僕だけの人生のストーリーです。

絶対にわかった気にならないでください。ただ、僕は好きで綴っただけです。

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次のお仕事でも、最初と最後の挨拶をしっかりしよう!

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