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フィンドホーンのメインサンクチュアリーの再建に向けて〜✨✨

昨年の4月に起きた火災によって
失われたフィンドホーンの
象徴的な建物たち。
メインサンクチュアリーと
コミュニティセンター。

再建に向けて
準備が進められているようです。

地元の新聞「The Press and Journalのニュース記事より


火災のニュースを受けて、
いの一番に舞い戻ってきたのは
ジョン・タルボーさんのご一家。

彼はエコビレッジ・ディレクターとして長年のキャリアと
実績を持つプロフェショナルなエンジニア。
60年代から25年間フィンドホーンに住み、
69年に建てられたコミュニティセンターの建設を牽引し、
フィンドホーンのコミュニティの基地であるザ・パークを
エコビレッジに育ててきた親の一人。

フィンドホーンを離れたのち、2012年より
オーストラリアのエコビレッジ・ナララエコビレッジにて
プロジェクト・ディレクターとしてその腕を奮っていたそう。

ちょうど、そろそろそのお役目を引退を意識していた矢先に
この火事のニュースが飛び込み、奥様が『戻って助けなくちゃ!』と。
即行動し、昨年、一家でフィンドホーンのあるモレー郡に戻ってきた。

まさに、救世主、と私は思った。

フィンドホーンは過去の60年間、そこに集った
人々が持ち寄った知恵や専門性、そして試みが土台となっている訳で
建築の専門家でもその土台を心身魂で理解していなければ
「フィンドホーンのメインサンクチュアリー」は建てられない。
(少なくとも私はそう思う。)

すでに再建のプロセスは始まっていて、
今年の11/17に迎えるコミュニティの60歳の誕生日に
新しいメインサンクチュアリーで
再び、みんなが瞑想を始めることをターゲットにして
プロジェクトが進行しています。

コミュニティや財団に住む人はもとより、
昨年の秋には、世界にいる「フィンドホーンのファミリー」たちや
私のような「リソース・パーソン」というお役目を担う人々にも
意見を乞い、そして、共にビジョンを描く「アチューンメント」と呼ばれる
オンラインでの瞑想も行われた。

ビジョンを掴み、意図を立て、デザインをしながら
資金調達をしたりなんだりとそれなりのプレッシャーがかかりつつも、
ターゲットを持つことはいいことだと前向きに進められていると。

これまで60〜70人入ると満杯だったスペースも
100人規模に広げる予定だそうです✨

その頃には、世界を自由に行き来できるようになっているでしょうかー。
そして、人が無防備に集い、お互いの息遣いを感じながらその場に静かに
座ることができるようになっていることを願います。

そこに向けて、訪れる準備をしたい!と思いつつ、
現在、ヨーロッパ内で目を見張るカーボンフットプリントの低さを
記録しているコミュニティはそれを意識して、
60歳のお誕生日のフェスティバルには訪れる際に飛行機で✈️を
使用しないことを推奨する、というコミュニティの意向を伺い、
二の足を踏んでます😭

かつてのバックパッカー魂でシベリア鉄道と船で行くかー😅

冗談はさておき(いつかそれも試したいけど)
でも、いつでも何かしら希望を与えてくれる
このコミュニティのここからの歩みをやっぱり見守りたい。

そして、またあの静寂のエネルギーを共に創り出したいと思うのでした。

よろしければサポートをお願いいたします。ピースメイキングな実験をこれからも持続していくために、皆様のサポートを励みにさせていただきます!