「『怒りっぽい性格の人』など存在しない。『怒りという感情をしょっちゅう使う人』なのだ。生まれ変わる必要はない。感情の使い方を変えればいいだけなのだ」
性格は変えられないのか?
性格は生まれつきだから変えられないのか?
いえ、持っているものの「使い方」を変えることで、性格は変えることができるのです。
つまり、自分次第ということですね。
アドラーは自分で怒ることをやめた
アドラーは子供の頃に自分で決意して「怒ることをやめた」といいます。
そして、それ以来、本当に怒らなくなったそうです。
「怒る人」から「怒らない人」に生まれ変わった訳ではないありません。
怒りという感情を「しょっちゅう使う」ことをやめて「ほとんど使わない」ように変えただけだというのです。
子供の頃にそれをできたとは、やっぱりアドラーはただ者ではないですね。
ちょっと前までは仕事でもよく怒る人だった
私はというと、若かった頃は血気盛んで、納得できなければ上司にも食って掛かっていましたし、同僚ともよくケンカしてました😅
なので、上司になって部下から食って掛かられた時も、ガチでやり合っていました。
そう、私は怒ることを「しょっちゅう使う」人間だったのです。
売られたケンカを買った時点で私の負け
売られたケンカを買った時点で、それは相手と同じ土俵に乗ってしまっています。私に勝ち目はないのです。
そして、怒りに対して同じ怒りで対応しても、お互いに感情的になっているので、何も解決しないし、何も生み出せないことを、上司からのアドバイスや実際の経験で学んでいきました。
そして、仕事や家庭では「怒ることをやめ」ました。
ほんの5~6年前のことです。
アドラーと比べると随分時間がかかってしまいました。
アンガーマネジメント研修も有効
「怒り」の感情をコントールするためには、アンガーマネジメント研修を受けることも有効です。
私も実際に受けましたが、「怒り」という感情を起きなくするのでなく、湧いてきた「怒り」という感情をどのようにコントールするか、という知識を得て、ロープレで実践してみることで、意識して「怒り」をコントールできるようになりました。
世の中の不条理なことには怒ります
仕事や家庭ではすっかり怒らなくなった私ですが、日本や世界で起きている不条理なことに対しては躊躇なく「怒り」ます。
怒りの表現には主にFacebookを使っています。
なので、私のFacebook友達からは「また藤原怒ってるよ😩」と思われていることでしょう😅
世の中の不条理には誰かが声を上げないとダメだと思っていますし、黙っていて後悔もしたくありません。
そこは譲れない自分にとっては大切な価値観です。
性格を変えることはできました
私の経験からも「性格」を変えることはできると確信しています。
生まれ変わらないと「性格」は変えられない、そんなの無理に決まってると決めつけて、その気が失せてしまうのだと思います。
自分の性格を変えたいと思っている人は、その性格を形成している「感情」の使い方を変えることで、「性格」を変えることは十分に可能です。
今からでも遅くありません。
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