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「人は注目されないと、悪さをしてでも注目を集めようとする。それに失敗すると、今度は自分の無能さを見せつけるようになる」

「不適切な行動の4つの目標」

アドラーの高弟であるルドルフ・ドライカースが提唱しました。
❖ゴール1「注目を集める」
❖ゴール2「力を示す」
❖ゴール3「復讐」
❖ゴール4「回避」
ゴール1が上手くいかないと⇒ゴール2に、それも上手くいかないと⇒ゴール3に、さらにそれも上手くいかないと⇒ゴール4にという訳です。

「他の部下ばかり贔屓する上司」に対いて不満を持つ自分として考えてみた

❖ゴール1「注目を集める」
 自分もこんなに仕事ができると必死にアピールする。
❖ゴール2「力を示す」
 職場内であからさまに不満を示して同調する人を集める。
❖ゴール3「復讐」
 わざと仕事を失敗したり職務怠慢な行動をする。
❖ゴール4「回避」
 メンタル不全に陥り長期間病欠する。

何もメリットはありませんね😅

人は自分に注目を集めるために、こうもマイナスな行動を取ってしまいうものなんですね。
今、自分が取ろうとしている行動の目的を、一度冷静に考えてみることが大切なことだと理解できます。
「不適切な行動の4つの目標」を解っているのと、そうでないのとでは行動に大きな違いが出ることは明らかだと思います。
アドラー心理学を体系化したドライカースに感謝です。


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