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「『無意識にやってしまった・・・』『理性が欲望に負けて・・・』とは、自分や相手を欺くための『言い訳』でしかない」

空腹に負けてラーメン大盛りにしちゃった・・・

ラーメンを注文するとき、その時の空腹感に負けて大盛りにしてしまうことがあります。
大盛りにすると、その分カロリーも塩分も上乗せされることは理解しているし、体重増加や血圧上昇のリスクが上がることも十分理解しています。

トータルで「大盛り」という選択肢を選んでいる

「大盛り」にするリスクは理解していても、「今日ぐらい大盛りにしても大勢に影響はないだろう」とか「リスクがあっても、今、この空腹感を満たす方が大切だ」、このような思考により、トータルで自ら「大盛り」という選択肢を選んだだけなんです。

なぜ「理性と感情」を引き合いに出すのか?

アドラーは、それこそが自分や他者に対する言い訳である、と言いました。
体重増加や血圧上昇で困るのは誰でしょうか?当然自分自身の健康を害することなので、本人が困りますよね。そんな不健康な夫のことを妻は心配するでしょう。きっとしてくれるはず😅

でも、自分や妻に「責任を取りたくない」、大盛りを我慢できない自分に対して「敗北を認めたくない」、食べてから後悔する「良心の呵責」を包み隠すために「自分は悪くない。無意識と欲望が悪いのだ」と言い訳して、自分と他者を欺きたいだけだとアドラーは言っています。

自分には甘い自分がいる

ダメだと分かっていてもやってしまうことってありませんか?正直に言うと私はあります。そんな時って自分に甘くなっているんですよね。

そして、無意識や感情のせいにして自らを正当化しているんですよね。

でも自分で正しい選択肢も選べる

私は禁煙してから5年以上経ちます。
幾度とない誘惑に負けることなく、禁煙を開始してから1本もタバコは吸っていません。
自らの意志でニコチン依存症に打ち勝ったのです。(難しい人は禁煙外来を受診してくださいね🚭)

正しい選択肢を選ぶのも自分です。
言い訳しないカッコイイおじさん目指して頑張ろう😆


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