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「それが『あなたの課題』ならば、たとえ親に反対されても従う必要はない。自分の課題に足を踏み込ませてはいけないのだ」

親から反対されたらどうしますか?

自分の親から結婚を反対されたら、あなたはどうしますか?

多くに人は「親を悲しませたくない」という理由と「パートナーと別れたくない」という気持ちのせめぎ合いになり苦しむことでしょう。

そして、イヤイヤながらも親の言いつけを守り、パートナーとの結婚をあきらめる人もいるでしょう。

また、何としても親を説得しようと躍起になるかもしれませんね。
最終手段として駆け落ちという選択もあるかもしれません。

ここでも課題の分離をする

対人関係の基本原則である「課題の分離」に照らして考えるとすれば、以下のような対応が考えられるでしょう。

「賛成してもらえないのは、とても残念だけど、わたしは自分で選んだ人と結婚します」こう宣言すればいいのです。

「そんなことしたら親を悲しませてしまう…」と躊躇する人もいるでしょう。

しかし、子供の結婚で親が悲しむのは「親の課題」です。
あなたの課題ではありません。

親は自分の課題として向き合う

ほとんどの親は、自分の子供の幸せを願っています。

大切に育ててきた子供には、自分たちが納得できる相手と結婚して欲しいという気持ちも分かります。

でも、誰と結婚するかは「子供の課題」です。

始めは結婚に反対していたが、大切に育ててきた子供が、自分の選んだパートナーと幸せな結婚生活を送っていれば、それを祝福できない親はいないと思います。
ましてや、可愛い孫ができたら尚更ですよね。

子供の結婚で親が悲しむのは「親の課題」です。
親の課題を子供に押し付けてはいけません。

お互いの課題に踏み込まない踏み込ませない

「親の課題」に踏み込まず、そして「自分の課題」に親を踏み込ませないことです。

にっこり笑って。しかし、はっきりと「ノー」と言うのです。

もちろん、その際に親を責めたり、攻撃してはいけません。
また、親の考えをねじ伏せて、無理矢理賛成させようとしてもいけません。

賛成するか、反対するかは「親の課題」だからです。
「親の課題」に土足で踏み入ってはいけないのです。

自分たち家族が幸せに暮らしている姿を親に見せ続けることで、ゆっくり時間をかけててでも、「親の課題」を親自身が対処するのを待っていればいいのです。


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