参加を続けるほどにびっくりするからフードバンクを続ける
(毎週水にフードバンクのお手伝いをしています)
私は主に食品の受け取りとお渡し(受付)をしている。
どこのどなたも友達の家に届けるように持って来て下さる。
知らないうちではなくて知っているお家を訪ねるように。
缶詰・お米・調味料・お菓子・飲み物・お餅や麺類。
誰かの気持ちになって家にある物を持ってくる。
「重たい物は買うのが大変だからね。」
そう言いながら、お米や調味料をわっせと運んできてくれるあなたこそ、重たくなかったですか?困っている人達は買い物パワーが減っているから、重い物から寄付しよう。そう思って下さっているみたい。
どうしてそんなに優しいの?
何度も来てくれる方は、もう家にはフードロスが無いはず。スーパーに足を運んで買ってくる。段ボールに詰めてあるその商品を見ると、家族に買うように選んだであろう事が分かる。
なぜ、わざわざ買ってきてくれるの?
使わないもらい物を持ってきてくれる方も多い。それらは割と高級。どこだかのフグやアゴの出汁。料亭の味と書いた物や、高級店のレトルトカレーなど。いろんな物が集まる。
珍しい物を、お家で試しに食べなくて良いの?
頂いたそばからどんどん配る。
お米はすぐに小分けにする。
いろいろな種類を渡せることになる。
「ほんの少しだけれど」
と言って持ってきて下さる方は恐縮している。
思いっきり手を振って首も振って
「そんなことはありません。一個でも来て下さり嬉しいです」
とお伝えする。
どんな事も小さな事からの始まり。
環境活動家の谷口たかひささんが言っている。
「一人の100歩よりも100人の一歩」
そう実感するのは1日の終わり。
みなさんがちょっとずつと言いながら
今日もこんなにたくさんの食品が集まった。
感謝の想いが溢れる,゚.:。+゚✴☆彡
美しいハチドリのような人達
私はその美しさに逢いたくて今日もフードバンクに立つ。
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