前回の投稿から数ヶ月も空いてしまった。 最近はたくさんの本を読んでいる。エッセイ、小説、仕事関連のもの。 感情に訴える文章に出会うたび、私自身の喪失体験やそれに伴う感情の変化について書いてみたくなる。 欲を言えば最終的にエッセイ本を出したい。夢は大きい方が良いよね。 ということで、不定期になりますが、少しずつ文章にしていきたいと思います。 良ければコメントください!励みになります。
今日は仕事帰りに母に会ってきた。 実家のテレビから「ヤングケアラー」の話が流れてきて、自然と子供の頃の話になる。 「お母さんさ、申し訳なく思っていることがあるんだよね」 私が中学生くらいの頃、私に手をあげそうになったこと 暴言を吐いたこと ずっとずっと申し訳ないと思っていたけど言い出せなかったらしい。 私は正直ほとんど覚えていなかったから、大丈夫だよ、人間なんだから間違いもあるよと言うと母は泣いていた。 大丈夫だよとハグをすると、数年ぶりに抱きしめた母はとても小
悲しいのは、良い本に出会った時にそれを共有できないこと。 この間小林 紀晴さんの著書「メモワール 写真家・古屋誠一との二〇年」を読んだよ。 絶対に好きだと思うんだよね。 あんなに素晴らしい本を読めないなんて、ほんと、もったいないことしてるよ。
訃報を聞く前から覚悟は出来ていたんだと思う。 連絡がつかない時点でおかしいと思っていた。 友人の前では「そっか、そんな気がしてた。」みたいなことを言った気がする。 その後少し泣いた。 深くて暗い、何かすごく大きなところに落ちてしまって、前の世界にはもう戻れない、そんな気がした。友人と別れてそれから何をしたのか、どうやって帰宅したのかは全く覚えていない。 数年経った今はもう、そこから出ることを半ば諦めている。
そろそろ書かないといけないような気がした。 もっと前から気づいていたけど。 私にはもう限界が来ている。 「ねぇ、生きてて良い事ある?」 「また、温泉行きたいなぁ」 死んでしまった。 あれからもう8年が経つ。 私は今日も、必死に涙を堪えている。