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1学期目の振り返り~授業編Vol.1~

みなさん、こんにちは!
今回のNoteでは4回に渡って、1学期の振り返りをしたいと思います。
この学期で選択した授業の感想や、印象に残った内容を書いていきます!

まずは私の学部の必修クラスである
”Security and Development in Fragile and Conflict-Affected Areas”
について振り返っていきます。

”Security and Development in Fragile and Conflict-Affected Areas”

先生は2人いて、授業の内容によって担当する先生が変わります。
課題はエッセイとグループワーク(テーマに沿って20分間のプレゼン)、成績の評価割合は80%と20%です。

この授業は安全保障と開発の複雑な相互関係について理解を深める授業です。
特に1990年代以降の脆弱な地域や紛争の影響を受けている地域(発展途上国)における紛争や貧困、ガバナンス、司法、安全保障と開発について学ぶ授業となっています。

これらを学ぶことで、その脆弱な地域におけるガバナンスや安全保障などに関する国際的な政策などの枠組みの詳細な知識を身につけることを目標としています。

特に興味深かった授業内容として「平和構築と開発」があります!
第7週の授業では紛争の影響を受けた国家において、脆弱性を抜け出すための優れたガイドラインを開発することを目的とした国際プロセスに関してを学びました!
国連や他の国際機関が国際規範や合意を通して、脆弱な国家と国際社会との繋がりをどう強化し国際協力に導くかということを中心に学び議論しました。

2000年以降、国際社会で平和構築に対してどのような考え方が増え、その考え方に沿ってどうガイドラインが制作され、批判され、批判された内容に基づいて修正されたか〜の歴史的な流れを見ながら、どのようにして今「New Deal」プロセスや「SDG 16」が策定され実施されているかを学ぶのは、平和構築に関して興味がある私にとって、とても面白かったです!!

授業の全体的な感想

一見、とても難しく思えるこの授業ですが、1学期目ということもあり、先生方が分かりやすく基礎的な部分を中心に教えてくださった印象でした。

“Fragile” “Poverty” “Development” “Security”など一つ一つの単語の定義付けをしっかりし、一般的で包括的な理論や政策を分野別に紹介して、理解を深めるという形式の授業で結構分かりやすかったです。

基本的に先生の説明を聞くという受け身型授業ですが、最後の15分はみんなで議論するなど他の学生の意見も聞ける時間があったので、楽しい授業でもありました!

全ての授業を受け終わった今、思うことは「難しい」です…笑
授業を通して、この安全保障と開発の繋がりがどれほど平和達成のために大切で、多方面に影響を与える複雑な構造であるかを理解できました。

授業では貧困緩和、平等さ、健康、教育、ジェンダー、天然資源、雇用、経済成長、インフラ整備や環境など多くの観点からの政策やガイドラインを批判的な見方も含めて検証する重要さを学べました。

ですが結局、安全保障と開発双方をバランス良く発展させ達成へと導くために結局は何から始めればいいのだろうと未だ分かりません…笑
今まで実証してきた政策の成果や評価に沿って、上記の全ての観点を含めた上で新しく作るのって本当に難しい…(語彙力ない…)

ですが、これからまた新たに策定される政策やガイドラインを見た時に、今までより多方面での観点を通して見られることができるのは、得られて嬉しいスキルです。
もしかしたら自分が将来策定する側かもしれないし…!!笑

平和学の基礎知識として必要な知識を学べたこの授業、必修でしたが、選択しても損はない授業だと思います!!
毎授業、受け取る情報量とても多いですが、楽しい授業でした!!

ここまで読んでくださりありがとうございました!
次のnoteでも引き続き振り返りをしていきます!

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