アラフィフおやじの夏、青春18きっぷ一人貧乏鉄道旅の振り返り(6日目:由布院駅をようやく出発するも、わずか1時間の道中の話で深入り)
アラフィフ世代、適応障害で長期欠勤中だった私が、この8月に一大決心をして、青春18きっぷを使い一人貧乏鉄道旅をした時の振り返りです。
前回は、由布院の温泉宿で迎えた朝、そして由布院駅から久大本線の普通列車で出発するまでのお話をしました。(温泉の話が長すぎて、由布院駅をまだ出発していません(笑))
今日は行程6日目の続き、今度こそ由布院駅を出発後の、次の乗り換え駅となる日田彦山線始発の日田駅までのお話をします。
9:20に由布院駅を出発した列車は、九大本線の久留米行です。
日田彦山線方面に向かうには、途中の日田駅で乗り換えることになります。
日田までは、距離にして約50km、1時間10分の旅です。
車窓には山間ののどかな風景が流れて行きます。
9:38、豊後中村駅着
下り特急列車ゆふ1号の通過待ちのため、豊後中村駅で7分停車しました。
駅舎の屋根がかやぶき、壁はしっくいでしょうか?
古民家風の何とも歴史を感じるたたずまいです。
7分の停車時間があったので、ダッシュで行けば駅舎を近くで見ることが出来たかもしれませんが、持病の腰痛があるため走るのはちょっとキツく、まだ先も長いので抑えておきました。
ですので、駅舎の全貌が分かるように、連絡橋の上から撮影してみました。
この昭和を彷彿とさせる風景を写真に収めて記憶にとどめようと、ここだけで結構な枚数の写真を撮りました。
9:58、豊後森駅着
列車は豊後森駅で2分間停車しました。
車窓からはホームに神社の鳥居のようなものが!
そして鳥居には、童話の里、と書いてあります。
これは何か由緒ある駅なのではないか?
と興味が湧きましたが、いかんせん、たった2分間では、駅周囲を散策することはおろか、ホームに出て写真を撮るのもちょっと時間的に厳しいです。
更に、鳥居の前方、はるか先には特徴的な形をした山が見えました。
後で調べてみると、手前が伐株山(きりかぶさん)、その後方の長い尾根が続いている山が、万年山(はねやま)という山だそうです。
いずれの山も、耶馬日田彦山(やばひたひこさん)国定公園内に位置するそうで、伐株山が標高685.5m、万年山が1,140.3mあるそうです。
なぜ童話の里なのか?
地元の不動産会社のサイトによると、以下の説明がありました。
なるほど、そういうことだったのですね。(この話、この記事を書くために調べて初めて分かりました。旅をしている間には、正直それほど深く疑問は持っていませんでした。)
そして更に、豊後森駅には、鉄道の浪漫を感じる、旧豊後森機関庫と呼ばれる、歴史的遺産があったのでした。
ウィキペディアによると、以下の説明があります。
実はこの駅、結構見どころ満載だったのですね。
事前のリサーチ不足で全く知りませんでした・・・。
2分間の停車時間の間に、ここまで深いことなど頭の中に全くないまま発車となりました。
10:30、日田駅着
10:30、日田駅で下車、ここで日田彦山線に乗換となります。
日田駅は、それほど大きな駅ではありませんが、なかなか興味深い場所でした。
既に2,000文字を超過してしまったので、日田駅についてのお話は、また次回に・・・。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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