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アラフィフおやじの夏、青春18きっぷ一人貧乏鉄道旅の振り返り(3日目の宿は初「快活クラブ」)

アラフィフ世代、適応障害で長期欠勤中だった私が、この8月に一大決心をして、青春18きっぷを使い一人貧乏鉄道旅をした時の振り返りです。

前回は、旅の3日目のメインパート、博多駅を出発してから長崎、佐世保を周って熊本に到着したところまでのお話をしました。

今日は、4日目の行程である、

熊本~鹿児島~宮崎

までのお話をしようと思って書きはじめたのですが、その前に、どうしても3日目の事で書き残しておきたいことがあるので、

やっぱり3日目のお話です!(笑)

3日目のお宿は初「快活クラブ」

3日目の行程の最終到着地、熊本駅に着いたのは、もう真夜中に近い23:30。

ですが、熊本ではホテルを予約していませんでした。

うっかり忘れたとか、既にどのホテルも満室で泊まる場所が無かった!
という失敗の結果ではありません。

熊本に関しては、実は最初からホテルに泊まる予定にはしていなかったのです。

というのも、私の宿の最優先選択肢である、インターネットカフェが熊本駅から徒歩圏内にあることを既に調べてあったためです。

実は以前、とあるテレビ番組で、「快活クラブ」というインターネットカフェについて紹介されているのを見て、快適さと価格の安さを知ってビックリ!

これは、いつか旅をする時に活用しない手はない!と確信していたのです。

ちょっと前のインターネットカフェと言うと、様々な面で、少々ネガティブなイメージがあったのですが、この快活クラブというインターネットカフェは、なんと、女性や家族連れでも気軽に利用できる、と最近話題になっているそうです。

今回特にありがたかったサービスとしては、

  • 清潔なシャワーが完備されていて、利用客なら無料で使える(店舗により条件は異なりますのでご注意を)

  • フルフラット席の仕切られたブースがあるので、横になって寝ることが出来る

  • 無料ドリンクバーがあり、お代わり自由

  • ソフトクリームが無料で食べ放題

とりあえず、1日の汗を流して、スッキリして安全な場所で横になって寝ることが出来れば十分という私のニーズに完璧にマッチしていたのです。

また、私は翌朝の出発が早い時間だったので利用できなかったのですが、朝6時からは無料モーニング食べ放題というサービスもあります。(退店したのが5時半前だったのでまだ始まってなかったのが心残り・・・)

私が利用した快活クラブ熊本田崎店

他にも様々なサービスが盛り沢山あります。ご興味のある方は詳細は以下でご確認ください。

慣れない土地での夜間の徒歩移動は辛い

ただ、この店舗にたどり着くまでは少し不安でした。

熊本駅からこの店舗までは、地図アプリで確認すると徒歩15分。
距離にして1.2km
ほどでした。(微妙な距離ですよね)

荷物はバックパック1つだけと言えど、中には一眼レフのカメラや分厚い紙の時刻表などが入っていて、重量はそれなりにあります。

更には、初めての土地ということに加え、駅周辺は思ったよりも照明が多くなく、人通りもまばらでした。

駅を出てほんの2、300mも歩くと、そこはひっそり静まった住宅地となり、地図アプリで表示されているルート通りに歩いても、本当にこの道でいいのかな?
と不安になるような細い道も通らせられました。

知らない道というのは、実際よりも距離が長く感じられます。

また、早起きをしているので、この時間はもう眠くて身体が辛い・・・。
アラフィフのオヤジには結構こたえます。

そんな訳で、重たい足取りで、目的地に付けば、快適な空間が待っている!と自分に言い聞かせ、力を振り絞って歩きました。

もしかすると15分以上かかったかも知れませんが、目的地の快活クラブのオレンジの看板が目に入った時はホッとしました。

無事快活クラブ到着!

そうそう、この快活クラブを初めて利用する場合、事前にスマホで快活クラブのアプリをインストールし、仮メンバー登録しておくと、料金のメンバー割引の対象になります。

この前準備をしておく事で、何もせずに飛び込みで初入店するよりもお得に利用できるのです。

1円でも宿泊費をケチりたい貧乏旅人の私は、列車の中でWebの情報をチェックし、この手間をかけておきました。

受付では身分証明書を見せてメンバー本登録をします。

ブースのタイプは、リクライニングチェアとフルフラットシートがあるのですが、私は迷わずフルフラットを選択。

数に限りがあり、事前に予約することができないので、アプリで空席状況を何度も確認しながら、

「まだ埋まらないでくれよ~。」

と、ヒヤヒヤしていましたが、幸いまだ空きブースが残っているとのことで一安心。

私はナイト8時間パックのコースを選択しました。

入店した時間がほぼ24時ですから、このパック料金なら諸々込で1,910円で

翌朝8時まで快適なサービスを楽しめるのです。

これはすごくお得ですよね!

(と言いつつ、明細を振り返ると、料金が本当はもっと安いはずだったような・・・会計間違えられたのかな? 今更もう気にしない!!)

因みに私は翌日5時台には退店する予定でしたから、折角のサービスをフル活用できないのがちょっと勿体ないくらいです。

自分の割り当てブースに到着してから・・・

伝票を貰って指定されたフルフラット席のブースに移動、靴を脱いで扉を開け、ブースの中のフルフラットマットの上に、重たいバックパックを

「よっこらしょ。」

と置いて、ようやく一息つけました。

ブースに扉はあるもの、天井までの壁ではなく単なる仕切りだけ、更には鍵もついていないので、貴重品の管理は自己責任です。

但し、ブースの中にはセーフティーボックスがあるので、財布やスマホ程度の小さなものであれば、中に入れておくことが出来ます。

しかしながら、私の場合はセーフティーボックスに入らないサイズの一眼レフカメラがありましたので、館内は何処へ行く場合でもバックパックの中にカメラを入れて、それを持ってブースと共用スペースを行き来していました。

バックパックの荷物全部を入れたままでは流石に重たいので、ブース内に出していても盗まれないようなものは出して、一眼レフのみを入れてシャワーを浴びに行きました。

シャワー室は鍵の掛かるスペースで、脱衣場に荷物を置いておいても大丈夫。タオルは館内で有料で借りることができますが、私はここでも料金を取られないように、家からタオルを1枚持ってきていたので、ここでもコスト節約です。

シャワーブース内にはボディーソープとリンスインシャンプーが備わっているので、タオル1枚さえ持っていれば問題ありません。

熱いシャワーでスッキリし、程よく冷房の効いた館内のダイニングスペースに移動。無料ドリンクバーで2種類のジュースをコップに注ぎ、この日一日の行程を思い出しながらゆっくりと飲みました。

ダイニングスペースにはファミレスのように料理メニューもあり、それが結構おいしそうなものが沢山あるのですが、深夜ですし、予算の関係からもここはぐっと我慢。(なぜこんなに我慢ばかりしているのかは、後日あらためてお話しますね。

ソフトクリーム食べ放題!

これはかねてからテレビを見て気になっていたサービスです。

ソフトクリームを無料で食べ放題なんて、子供達にとっては夢のようなサービスですよね?

私も、ここぞとばかりに、

おかわりするぞ~!

と意気込んでいたのですが、ソフトクリームメーカーから小さな透明のプラスチックカップにちょっと多めにソフトクリームを盛り付け、いざ食べてみると、その一杯食べ終わるころには、甘さに飽きてしまい、またお腹も冷え、

「ん~、おかわりはもういいかな・・・」

と、弱気になってしまいました。

きっと真夜中で眠かったのもあるかもしれませんが。

いつもなら、最低もう1杯は食べらると思っていたのが、案外食べられないものです。

折角おかわり自由なのに、結局サービスをフル活用することなく、私のソフトクリーム熱は冷めてしまいました(笑)

あとは寝るだけ~、でも用意万端で

さあ、あとは歯を磨いて、ブースに戻って寝るだけです。

ブースの上部が開いていて、隣のブースのお客さんが食事をする音や、いびきがもろ聞こえてきてしまいます。

しかし、そこも私は計算済みです。
こんなこともあることはあらかじめ予想しており、しっかり耳栓を持ってきていました。

私はHSP気質なので、人のいびきや寝息が聞こえると、気になっていつまでも眠れなくなります。ですので、このような雑音をシャットダウンするため、外出時は会社に行く電車の中も含め、大抵は耳栓を持ち歩いています。

耳栓をして静かな空間を確保し、Apple WatchとiPhoneの両方で5時にアラームをセットしたら、その日の疲れもあって知らぬ間に眠っていました。

目が覚めれば、今度こそ、4日目の始まりです・・・(笑)

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。


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