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自分はもしかしてHSP?

今日散歩中に、Stand.fmで気になるチャンネルを見つけた。

HSPの人達にありがちな特徴について、複数回に分けて持論を語っている方のチャンネルだった。

なぜそのチャンネルを見つけたのかというと、この「HSP」という言葉の意味するところが分かっていなかったからだ。

スマホでGoogle検索すればすぐ見つかるのだが、歩きながら調べものをするのが煩わしく、それよりも手っ取り早く放送を聴いてしまえばどういうことか分かるだろう、と思い、やらなかった。

放送はアーカイブされていて、一話当たり5分程と短いので、次々に放送を聴いて行った。

すると、「え?それって自分と同じじゃないか!」と感じた特徴とチャンネル運営者のエピソードが驚くほど多くあり、困惑した。

例えば、
・コツコツ努力が得意
・話が長くなりがち
・同僚に話しかけるのが苦手
・散歩しがち
・映画の予告だけで号泣してしまう
・社交的と勘違いされがち
・隠れ短気である
・催促ができない
といったもの。

自分は自己肯定感が低く、他人に共感しやすく、疲れやすい。これらもHSPの特徴らしい。

自分は心療内科の初診で主治医から「適応障害」との診断を受けたが、「HSPである」とは言われなかった。

それは当然である。初診はわずか10分足らずで、主治医とはまだその時間しか話をしていない。それに、自分の特徴が分かるような、精神的重圧の背景にある性格的なものの説明は一切していない。

自分がHSPであるという枠にはめようとは思っていないが、もし実際そうであるのなら、なぜ今までこんなに悲観的な考えをし、世間の理不尽さやルールを守れない人間に対して腹を立て、人の顔色をうかがい、生きづらかったのかが腑に落ちると思った。

自分がHSPだったとしても、これは病気ではなくある種の特徴であるから、治療によって変わる類のものではなく、持って生まれた性格のようなもの。そうなると、この性質と上手く折り合いをつけて共存していかなければならない。

これまでは、自分を抑えつけて無理をしてきた。それにより、バケツの水が一杯になり溢れてしまった。

もう同じことを繰り返したくはない。
自分らしく生きるために必要な準備をコツコツ進め、一日でも早く、会社員を卒業し、自由で自律的な生活をスタート出来るようにしたい。

人生100年時代の半分が過ぎた。
残り50年、もう我慢はやめよう。
他人の人生を生きることはやめよう。

会社を辞めてしまえば二度と会うことのない類の人間から受ける、会社組織という小さな世界での評価などくそくらえだ。

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