圧倒的にストイックに継続する意志の力
我々はなぜ怠惰なのだろうか?
あなたも一度はそう考えたに違いない。
でなければこのページを開くことはないだろう。
人が何か、どちらかというと嫌なことを継続しようと思う時、意志の力、すなわち「will power」を要する。
自制心と言えばわかりやすいかもしれないこの意志の力、実は筋肉のように人によって使える限界量がある。さらに、鍛えることも可能である。
例えば、苦手な上司に会う機会が1日に一回あるとしよう。
そうするとあなたはどう思うだろうか?
想像して欲しい、月曜日から金曜日まで毎日絶対に嫌な奴に会いに行くのだ。憂鬱になってしまう。「嫌な上司と会う」というタスクが毎日のwill powerを消費してしまうのだ。
こうなると別の新しい、自分を高みに上げる、しかし、あまり楽しくないようなタスクがこなせなくなってしまう。新しいことに挑戦するときは嫌なことを徹底的に排除していこう。
ではwill powerはどうやって伸ばしたらいいのだろうか。
will powerにはブドウ糖の存在が必須だ。
しかし、血糖値の激しい上下があるとwill powerは一定に保たれない。なので、緩やかに血糖値を上昇させられるナッツや生の果物を摂取するといいだろう。
さらに、休憩後にはwill powerが強く働くこともわかっている。精神的な負担がかかっている時ほどwill powerはうまく働かない。
タスクの区切りごとにリラックスできれば次のタスクにとりかかりやすくなるだろう。
さらに大学生に対する実験では気づいたら「背筋を伸ばす」というエクササイズを行った学生が他に比べて最もwill powerを鍛えることができた。背筋を伸ばすことが重要なわけではなく、日常的に意識し続けることが大切なのではあるが、こう言ったエクササイズを取り入れてみてもいいかもしれない。
ではまた。