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スリランカの旅③ポロンナルワ~シーギリヤ・ロック
スリランカという国、常夏なので年間通して昼間は30度くらいあるのですが…なんと夜も30度くらいあります。ずっと暑い!
暑さ+時差ボケで体調めちゃくちゃになるのかなと思ってたんですが、意外とそんなことなく元気。
ずっと30度ということは自律神経が揺さぶられないので逆に楽なのか…!というのをリアルに体感。日本の気候の方がハードなんだな…
アーユルヴェーダパワーもあるのか比較的元気な貧弱デスクワーカー、今日も観光に出発です。
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①ポロンナルワ
・パラークラマ・バーフ1世の宮殿跡~クワドラングル
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今日の観光1発目はポロンナルワ。
10世紀~12世紀頃にシンハラ王朝の首都だった遺跡で、世界遺産に指定されています。
雲一つない青空。
この遺跡もまた仏教的に重要なサムシングなので、靴を脱いで観光することになっています。砂が熱い。靴下必須だなこれ。
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入り口付近にあるパラークラマ・バーフ1世の宮殿跡は、当時は7階建てだったのが3階部分までしか残ってない遺跡。12世紀に放棄された後19世紀まで忘れられてノーメンテだったと思うとよく残ってますね。
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白い壁が残っている所だけガラスで保護されている様子。当時は全部白い壁で、荘厳な建物だったようです。
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なんか螺旋状の穴があったんだけど何だか覚えてないやつ。
井戸…?でもなさそう…何だかわかる人いたら教えてください()
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石組みを見るとインカを思い出す。ここも接着剤は使われてなくて積んだだけらしいです。綺麗なもんですね。
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こうして史跡を掲載しておくことで後にポロンナルワを検索する人の役に立てば…という気持ちになる旅行記作業。このあたりはクワドラングルと呼ばれるポロンナルワの中心地らしい。たくさんの遺跡が集まってます。
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円形の仏塔、ワタダーゲ。ポロンナルワでも代表的な遺跡で、階段を上がって中に上がれます。
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中には様々な仏様の像があります。放棄されていた間の傷が深いのか、みんなどこか欠けている。
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持ってかれてる…!
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ワタダーゲは四方に出入り口があるんですが、別の出入り口。
ガードストーンとムーンストーンがセットになってる写真これしかなかった。
・ガル・ヴィハーラ
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こちらはポロンナルワ北側の寺院、ガル・ヴィハーラ。
4体の仏像があり、こちらは坐像。なんと4.636 mあります。でけ~!
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立像。一番縦に長くて6.93 m。花崗岩の横縞が綺麗。
腕を組んでもたれかかってる他ではあまり見られないポーズ。腕を組んでいるわけではなく悲しみを表す手の形らしいですが。
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そして立像の横にチラ見えしている涅槃像。14.12 m!一番大きい。
なんかこうして改めて見ると枕に存在感があるな…寝心地良さそうだ…良い入滅を…
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4体目は洞窟の中。1.4mくらいしかなくて、金網とアクリル板でガチガチに保護されています。仏像の背後の彫刻が細かそうなんだけど反射がすごくてよく見えない…
②昼食
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テラス席というか、半野外にあるレストランで昼食。
あまりの暑さに犬もこの有様です。
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珍しく写真撮ってあったスリランカカレー。どの部分が何カレーか思い出せないけど美味しい!毎回ビュッフェ形式だから量が自由自在なのも嬉しい。
写真撮ってないけどセイロンティーも出ました。
セイロンティー最高なのだが、旅行してるといつでもトイレに行けるわけではないので先のことを気にしてたくさん飲めない辛さ。
③シーギリヤ・ロック
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さて、いよいよ目玉のシーギリヤ・ロック。
この岩がなんなのかというと、5世紀の王宮跡です。シンハラ王朝の王カッサパ1世が岩上に王宮を建てました。ここに住んでたのか…!
車を停めて降りた先で流暢な日本語を操る若いガイドさんが待っており、これまでの年配めのガイドさんは待機。
何故かと言うとこのシーギリヤ・ロック、高さ約200m、南北約400mのクソデカ岩の側面についた細い階段を1200段も登る一大トレッキングイベントです。
足に自信がない人は控えた方がいいアトラクションなので少し足が悪いガイドさんは若いガイドさんに交代したわけですが…
それは貧弱なデスクワーカーも大丈夫なやつか??
知らんけど一般的にはまだまだ若い部類だから頑張って行こうじゃないの…
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ここらへんはシーギリヤ・ロック本体の手前にある水の庭園。
全貌がわかりにくいですが昔の王様が500人の妃と沐浴を楽しんだとんでもないプールエリアです。
と書くとなんか道楽感すごいけどこれはどうも素晴らしい治水技術らしく、水路で囲むことで水の確保が容易になり、この辺一帯の温度を下げる効果とお堀のような防衛機能まで得られる一石三鳥なすごいやつなのだそうな。
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来たぞ…地獄の階段の始まりが…!いや階段よりも岩の隙間を通ることの方が気になるな…すごい場所だな…
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登れば登るほど少なくなる口数。
あっと言う間に息が上がりこの時点でかなりのしんどさ。
ここに至るまでの壁面にシーギリヤレディという、王の愛妃なのか天女なのかという女性たちが描かれている場所(撮影禁止)とか、ミラーウォールというツルツルの壁があったのですがそれについてコメントする元気がもう だいぶ ない(貧弱)
息も絶え絶えに必死に登っているとこんなものが…
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シーギリヤ・ロックのシーギリヤ(獅子山)たる所以きた…!
ライオンの前脚のクソデカ彫刻です。
今はもう欠落していますが当時は獅子の頭もあったらしく、階段を上って口の中に入っていくような感じだったそうな。
これの前で小休止。マジでしんどかったので有難い限り。
マジでしんどいことになってるの私だけなんですけどね(白目)
最後の力を振り絞って頂上に向かって更なる階段。
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ついたー!!頂上!!
なんと良い眺め…風が気持ちいい…
この時の息の上がり方と顔色がすごかったらしく、座って休まされる貧弱デスクワーカー我。
友人及びツアーで一緒だった方はここまでではなかったので、体力のなさが浮き彫りになり恥ずかしい限り。帰国後にちゃんと運動することを心に誓うのであった…
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それにしても本当にすごい眺め。ジャングルの中にポツンと大岩。
15分くらい休んで頂上を満喫した所で、今度は下山にかかります。
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降りる時は登りとは別のルートです。
下りの方が膝に負担がかかるらしいけど、息は上がらないので急に余裕の出てくる私。
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いやしかし…すごいなここに住むの…カッサパ1世も妃達もめちゃくちゃ足腰が頑丈で運動神経も良かったんだろうな…
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ということで無事に地上に帰り着きました。
若いガイドさんにお礼を言ってお別れした後、これまでのガイドさんと合流。
なんかもう一人だけゼエゼエしてて見苦しさがMAXだったんですけど、素敵な場所に見苦しい自分が在ることの情けなさと、苦しすぎるあまり感動が弱くなることが悲しくて本当に継続的な運動を始めたので、今はこの時よりマシな体力をしています。えらい。えらくない!?
きっかけをありがとう、シーギリヤ・ロック…
この日はこの後もまだまだ観光するのですが、あまりにも長くなってきたので続きは次の記事で!
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