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禁足地・忌み地・聖域地詰め合わせ

さて、今回は最近ハマっている「禁足地」についてです。

なんか見てはいけないと言われると気になってしまう感じがたまらないんですね。

今回はそんな「禁足地」と立ち入る際に厳しいルールや言い伝えがある「聖域」、呪の地「忌み地」をまとめていくつか紹介します。


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●わずか11坪の禁足地「氣比神宮の土公」(福井)

福井県敦賀市にある氣比神宮は大鳥居が木造の朱塗り鳥居で日本三大鳥居に数えられる702年に作られた歴史ある神社です。

氣比神宮の大鳥居

この神社自体は禁足地ではないのですが、神社から少ししたところにわずか11坪の禁足地があります。

この禁足地は氣比神宮の祭神「伊奢沙別命(いざさわけのみこと)」が降臨した「土公」(陰陽道の地神)で聖域とされています。
そして空海が唐に渡る前にこの氣比神宮を訪れ、航海の安全を祈るため祭壇を設けて7日7夜の大修行をしたとされています。

そして、かつてここは小学校の校庭内にあったんです(現在は廃校)。
校庭内に禁足地があったことを当時通っていた子どもたちはどう思っていたんでしょうね。(僕なら絶対入っちゃいそうです)

この土公内は一度も調査が行われておらず詳細は明らかでないとか。

●神社の裏にある禁足地「かしのっこ」(宮崎)

宮崎にある潮嶽神社(うしおだけ神社)は日本唯一の海幸彦を祀っている神社です。

この神社の裏にある藪が禁足地「かしのっこ」となり、地元では立ち入りが禁止されている有名な場所です。



かしのっこは「恐れ多いところ」がという意味の言語が訛ったとされている為、地元の人から恐れられているそうです。

言い伝えでは、祭神の海幸彦が岩のように頑丈な船「磐船」でこの地に訪れたとされており、このかしのっこの地下に今も磐船が埋まっているされています。

●「語るなかれ」「聞くなかれ」厳しいルールがある神社(山形)


出羽三山のひとつ湯殿山(ゆどのさん)は「語るなかれ、聞くなかれ」と言われており、奥宮とされる湯殿山神社本宮には厳しい戒めがあることで知られる神社です。

出羽三山とは、山形県中央にそびえる羽黒山、月山、湯殿山の総称で、
約1400年前、蜂子皇子(はちのこのおうじ)が開山したと言われています。

蜂子皇子

蜂子皇子はその姿から人間ではない何かという噂がありますがこの姿を見ると人間とは思えないですよね。

羽黒山は現世の幸せを祈る山(現在)、月山は死後の安楽と往生を祈る山(過去)、湯殿山は生まれかわりを祈る山(未来)とされ、湯殿山山腹にある湯殿山神社本宮は参拝するには裸足でなくてはならず、写真撮影は禁止とされて、口外も硬く禁じられています。

●決して持ち帰ってはいけない賽の河原(新潟)

新潟県佐渡にある「賽(さい)の河原」は、海沿いの細い遊歩道の途中にある聖域で、およそ300年ほど前から続く土着信仰の場です。

賽の河原は現世とあの世を繋ぐ中間地で、幼くして死んだ子供たちが現世に残っている両親のために小石を積み上げて塔を作るも、悪い鬼がやってきて、積み上げた石を崩してしまいます。
そこにお地蔵様が現れて、子供たちを救ったという言い伝えがあります。

賽の河原にはこの言い伝え通り今でも小石の塔が沢山あり、崩してしまっても次の日不思議と元に戻っているそうです。

さらに近くで子どもが亡くなると、小石の塔は増えるそうです。

この河原に訪れてた場合、決して河原にある物を持ち帰ってはいけないという言い伝えがあります。

また、河原には哀れな子どもの霊を守るお地蔵様が多数います。

●葉を取っただけで集落が壊滅した最恐の祟り木(山梨)

中央本線・甲斐大和駅にある初鹿野諏訪神社。
そこに立つご神木「ホウの木」は恐らく日本最恐の祟り木と言われています。
JRが神社付近に鉄道を作った際、わざわざ鉄道に「ホウの木」を避けるように線路をカーブして設置したと言われています。

そして、JRが「ホウの木」を避けるように鉄道を設けたすぐ。

初鹿野諏訪神社近くの集落の人がホウの木の葉っぱを持ち帰って作った柏餅を食べた人々が次々と急病に倒れ、死んでいったそうで、わずかに生き残った住民も直後の大水害に見舞われてしまい、結果集落には誰も居なくなってしまったとか。

また、「ホウの木」が伸びてしまい架線に引っかかるとのことで枝を切ることになったが、枝払いを行う関係者が続いて不審死に見舞われたそうです。

現在もこの「ホウの木」を避けるように大掛かりな柵が電車を守っています。

初鹿野諏訪神社に行けばこの「ホウの木」を拝むことは出来ますが、決して触れないように気を付けてください。
また、神社内には大杉の切り株があります。

これは汽車の振動や煙で枯れてしまった神木らしく、実はこちらこそが全ての呪いの原因という説もあります。

さて、今回は禁足地、忌み地、聖域をいくつか紹介しました。
明日にでも行きたくなったのではないでしょうか。

もし、行かれる場合は自己責任となりますのでご注意下さいませ。

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