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アロマテラピー検定対策(2級)/精油の基礎知識 No.1:【イランイラン】
イランイラン:エキゾティックで甘い香り「花の中の花」
イランイランは、フィリピン語で「花の中の花」という意味を持ちます。通常の高さは6メートルから10メートルで、大きいものでは15メートルから20メートルにも達します。しかし、収穫しやすいように通常は2メートルほどに選定されます。
手に取ってみると、イランイランはその濃厚でエキゾチックな香りが特徴的です。その香りは華やかで甘いフローラル調です。ジャスミンと共通の成分を持っており、その香りは強いので使用量には注意が必要です。また、皮膚刺激にも注意が必要です。
イランイラン精油の基本情報
原料植物名:イランイラン
学名:Cananga odorata
科目:バンレイシ科
別名:イランイラン
抽出部位:花
抽出方法:水蒸気蒸留法
主な成分:安息香酸メチル、ゲラニオール、酢酸ベンジル、リナロール
香り:オリエンタル系、華やかで甘いフローラル調の香り、エキゾチック、官能的、温かい感じ、ミドル〜ベースノート。
イランイランの精油は、刺激的な香りを持ち、催淫作用やリラックス効果があると言われています。インドネシアでは新婚夫婦のベッドにイランイランの花が敷き詰められることもあるそうです。リラックスしたい時やよく眠りたい時には、ティッシュに垂らして枕元に置いたり、ディフューザーで芳香浴したりすると良いです。
花から抽出される精油は、植物にとって生殖器に相当します。そのため、ホルモン様作用があったり、女性特有の不調に働きかけてくれます。花から採れる精油は、他にもクラリセージ、ジャーマンカモミール、ジャスミン、ラベンダー、ローズ、ローマンカモミールなどがあります。
注意事項
イランイランの精油は、皮膚刺激に注意が必要です。また、その香りは強いので使用量にも注意が必要です。
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