パーキンソン病の方のための運動紹介 vol.1 ”お腹周りの柔軟性は重要?”
こんにちは。PDcafe鹿児島の新田剛士です。普段は病院で理学療法士として働いています。
私が病院で担当させていただいたパーキンソン病の入院患者様が、自宅へ退院する前に、「退院後に運動したいけど一人では続かないかもなー。」と言っていました。
パーキンソン病の治療はお薬に加えて運動することの重要性も明らかになってきています。
しかし・・・
運動が大事だとは分かっているけれど、
「どんな運動をしたらいいのか分からない」
「一人で運動をなかなか続けるのは難しい」
こういった悩みは多く聞かれます。
そんな中、株式会社Smile Space代表取締役の小川順也さんが2013年より開始されたのがPD Cafeです。軽度のパーキンソン病の方を中心に運動を継続するため、仲間を作り、運動をしていくコミュニティとして運営しています。
詳しくはこちら
鹿児島でも2020年7月よりPD Cafe鹿児島運動教室を開始しました。現在、新型コロナウィルスの影響もあり、Web会議ツールである「zoom」を使用して開催しています(オンライン運動教室)。鹿児島では月に1回のおしゃべり会を開催しています。
前置きが長くなりましたが、
今日はひとつ、体のストレッチをご紹介したいと思います!
この記事を読んでくださっている方の中で、
「最近、寝返りがしづらくなってきた…」
「歩くときに腕の振りが小さいと言われる…」
「歩きながら方向転換をするときにフラついてしまうことが増えた…」
などのお悩みはありませんでしょうか。
これら症状の原因のひとつとして、
お腹周りの筋肉の固さにより、特に捻る動きがしにくくなっている
ことが考えられます!
パーキンソン病をお持ちの方はお腹周りの筋肉が固くなり日常生活の中で動きにくさを感じることが多いのです。
そこで、お腹や背中周りの筋肉を伸ばして柔らかくする運動をご紹介します!
是非皆さまも無理のない範囲で試してみてください!
PDcafe運動教室は、今回紹介しましたパーキンソン病の方のための運動をしたり、参加者同士での日常生活での困りごとや工夫しているアイデアの情報共通ができるコミュニティです!
毎月1回ペースで開催していますので興味のある方はPD Cafe鹿児島アドレス
kagoshima.pdcafe@gmail.com
にご連絡ください。
では、また次回!!
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