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「誰もが手軽に宇宙に行ける宇宙旅行」

こんにちは。宇宙ハウスメンバーのミノウラ です。

宇宙ハウスは、PDエアロスペースという宇宙機の開発を行っている会社を応援したいと集まってできたプロボノグループです。
研究者やエンジニア、学生まで、様々な人が一緒くたになって「こうすれば上手くいくんじゃないか」、「いや、こっちの方が良いんじゃないか」と言い合いながら、PDエアロスペースの社員と共に宇宙機開発を行っています。

そんな宇宙機開発の珍道中を、これから宇宙ハウスメンバーがお話し(暴露?)していきたいと思います。

私自身バリバリの文系出で、天体観測も機械開発も「何だそれ」多発の身の上です。これからの投稿を通して、みなさんと「そんなことが出来るんだ」という驚きや発見を共にしていけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

そもそも「宇宙旅行」と言われても、正直実感が湧かないという方がほとんどかと思います。
スペースシャトルの打ち上げや、小惑星探査機「はやぶさ」のニュースに胸をときめかせはするものの、実際に宇宙旅行に参加している自分の姿を想像するのは、なかなか難しいことです。

でもPDエアロスペースは、「誰もが手軽に宇宙に行ける宇宙旅行」を実現するため、今着々と開発を進めています。

PDエアロスペースが掲げる「誰もが手軽に行ける宇宙旅行」のキーポイントとなるのが、PDエアロスペースの強みである、特許を取得した「燃焼モード切替エンジン」です。
このエンジンは、1つのエンジンでジェットエンジンの燃焼とロケットエンジンの燃焼を切替えて、推力を発生させることが出来ます。

他の宇宙機やスペースシャトルなどもそうですが、着陸する際はグライダーのように滑空する場合が多く、『着陸のやり直しや中断』が出来ないものが多いです。

しかしながら、このエンジンを搭載した機体あれば、帰還時に再度ジェットエンジンを燃焼させられるため、より安全な着陸が可能となります。その上、複数のエンジンではなくなるため、整備などあらゆるコストの軽減が出来、その結果『安全で安価な宇宙旅行=誰もが手軽に行ける宇宙旅行』が実現できるようになります。

PDエアロスペースは、現在、この画期的なエンジンを使って、一般的に宇宙空間と言われている高度100kmまで無人機を飛ばし、地上へ帰還させるプロジェクトを展開しています。

既に実験機の2種類の機体(PDAS-X06/ PDAS-X07)の開発も本格化し、PDAS-X06は これからいよいよ飛行実験を行います。

PDエアロスペースは、社員数30名弱という大変小さな会社です。
そんな小さな会社でも、宇宙旅行という大きな夢を実現出来ることを証明したいと、日々奮闘しています。

★PDエアロスペースでは、実験機体の開発のため、「ふるさと納税」の募集を行なっています。「宇宙に行ってみたいという思いを、みなさんと共に羽ばたかせたい」PDエアロスペース一同、願っております。ぜひ、応援をよろしくお願いいたします。※現在は募集を終了しています。近日再開予定です。(2020年8月6日現在)

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