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引きこもり系個人事業主とマッチングアプリ

 今日は私が彼と出会ったマッチングアプリについて描こうと思います。

マッチングアプリ始めるきっかけ

 きっかけは、昨年の11月ごろの失恋です。久しぶりの恋で、かつ、久しぶりの失恋で、当時はそれなりにショックだったのですが、気持ちが整理できた後はかなりすっきりして、「安定した関係を築ける人となら、また付き合いたい」と人付き合いに関して割と前向きになっていました。

 人との付き合いに前向きになったものの、私には出会いの機会がありませんでしたし、作るのも苦手でした。というのも、
・飲み屋に行ったり、趣味で誰かと交流するのが苦手
・趣味がアニメ鑑賞、自宅でコーヒー
・仕事柄一人で作業する
・仕事関係者には恋愛感情を持てない
・友達が少ない/友達がほぼ仕事仲間

という引きこもり系個人事業主だからです。

 街コン系・紹介系も利用したことはあるのですが、その後寝込むくらい疲れて気分が落ちるので、継続的な利用は無理だなぁ、と判断し、自宅でポチポチ、ズボラできるマッチングアプリを始めることにしました。

私のスペック・使ってみたアプリと使用感

 参考までに私のスペック、目的をまとめておきます。プロフィールもこんな感じで作りました。

[デリカのスペックと目的]ーーー
【年齢】28歳 女 【見た目】175cm・ごつい・顔が薄い・ジーパンにパーカー、スニーカーのプロフィール写真
【職業】個人事業主/博士課程
【住居】関東の田舎(都内にも行けるがアクセスが悪い)
【結婚】結婚、子供はどちらでも良い(しなくても良い)
【メッセージ】短いメッセージは苦手。一通一通しっかり書く方が得意。やりとりは1日に一往復程度で十分。
【相手に求めた居住範囲】市内・県内
【相手に求めた付き合い】近所に散歩やお茶しに行って、いろいろ議論できる仲になりたい/割り勘OK
【相手に求めた条件】私の不規則な生活・仕事スタイルにストレスを感じない/一般的な家庭像を求めない/衣食住に自分で責任もてる/仕事に情熱を持つ/好き嫌いしない/議論ができる/異文化・風習を尊重できる
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 私は主に「With」の他に「Omiai」も同時並行で進めていました。他にも、とりあえず、できるところは全部見てみよう、と思って「tapple」、「Pairs」、「Match.com」、あと「tinder」とかも(笑)ダウンロードして使ってみていました。

 結論から言うと、「Omiai」「With」の客層が自分に合っていたな、と思います。

 割と真剣な恋活と、良い意味で緩い婚活している層が集まっていたのが「Omiai」と「With」という印象です。埋める必要のあるプロフィールの量も多かったので、相手をある程度事前に知ってからマッチングするかどうか考えられるのもよかったです。
 プロフィールを埋めてない人はもちろんスルーしていましたが、しっかり埋めている人だけ選んでいけば、ちゃんとしたメッセージのやりとりを望む人は多かったと思います。

 「tapple」「Pairs」は上2つと比べて軽い、短いメッセージのやりとりを希望する人が多い印象でした。同じ県内でもフットワーク軽く、とりあえず会いません?って感じの人が多かった印象で、合わないなぁ、と思い辞めました。
 「Match.com」は年齢層が私よりも上で、結婚したい人が多い感じでしたが、何となくコミュニケーション苦手な人が多いのかな…という印象で辞めました。
 興味本位でやってみた「tinder」は、恐ろしいほど沢山「いいね」がきて、この中から本当に興味持ってくれている人探すの大変…と思ってすぐ辞めました。器量が良い人なら良いのかもしれません…

プロフィールは顔が隠れていてもマッチングする…

 因みに、私たちが出会ったアプリは「Omiai」でした。
 私は12月に「Omiai」の利用スタートして、彼とマッチングしたのは年末でした。「あけましておめでとうございます」とやりとりしたのを覚えています。彼はちょうど「そろそろ有料会員切れるし、退会するかな」というタイミングだったらしく、その前にマッチングできて良かったなぁと思います。

 彼とは使い始めの頃にマッチングしたのですが、実はその頃は、顔半分を隠した写真をプロフィールにしていました。仕事関係者にうっかり会っちゃったら最悪だ!と思っていたからです。
 (マッチングまではいかなくても「お、知っている顔…!」ということは何度かありました…その場合はすぐにブロックで、二度とお互い目にすることはありません。これもアプリの便利なところですね。街コン系ですれ違った時の気まずさは半端ない…)

 彼には、「顔隠れてること気にならなかったの?」と聞いたのですが、顔を隠してプロフィール載せてる女性は結構居たのだそうで、あまり気にならなかったそうです。退会前で「いいね」が余っていたこともあり、何となく良さそうだったら「いいね」押していたのだとか。

 顔が半分隠れた写真の状態で、彼以外からも「いいね」が来ていたので、ちゃんと他のプロフィールも充実させていれば案外大丈夫なのかもしれません。男性の大丈夫ゾーンの広さは女性以上のものがあるのかな。

相性判断にプロフィール推敲と直感は役に立つ

 アプリを始めた当初は「相性良いかどうかなんて、アプリやメッセージででわかるのだろうか…」と不安でしたが、実際いろんな人とやりとりしてみる回数をこなしていくと、合う合わないは案外、把握し易かったです。

 とりあえず、「いいね」を押すこと・マッチングすること・メッセージを送ることそのものに対する心理ハードルを下げると後々楽になります。ここで一喜一憂しなくて済んで、どんどん数をこなせます。
 その上で、自分自身のプロフィールを推敲しながら、自分のニーズを正しく把握して、それにしっかり基づいて相手に質問する、という姿勢は相性判断に役に立ったな、と思います。
 自分が求める答えを持ち得ていない人の返信内容は、どんなに好みの見た目や条件だったとしても「なんか的を得てないな。」とすぐに違和感や物足りなさを感じますし、相手もだんだんフェードアウトしていきます。相手も同じように違和感を感じているのでしょう。

 彼と同時に、もう一人、研究者の方とやりとりしていたのですが、何か今ひとつしっくりこないところがありました。その微妙な違和感は自分のモチベーションにも影響があって、メッセージを返す・スケジュールを組む行動意欲がなかなか維持されませんでした。
 「いい人だし、面白そうだし、メッセージ返ってくるんだけど、なんか今一やる気起きないんだよな。」という直感は信用できます。

アプリにしてもリアルの出会いにしても、自分のことを正確に把握して表現できることは、良いパートナーを見つけるに必要なことでした。

デリカ

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