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Kolokolとの出会い

最近ハマっているKolokolというアイドルグループについて、グループ紹介と言うほどのしっかりしたものではありませんが、Kolokolに出会った日に感じたことを形に残したく執筆してみます。

◆Kolokolとの出会い

Kolokolは株式会社we-B studiosという事務所に所属している関西を拠点に活動されているアイドルグループで、私は同じ事務所に所属する先輩にあたるPassCodeというグループが好きでよくライブに足を運んでいました。

PassCodeというグループについてはまた別の機会に紹介したく割愛しますが、アイドルという枠に収まらないシャウトを絡めたかっこいい楽曲にキレのあるダンスパフォーマンスで、私の中のアイドルのイメージをいい意味で壊してくれたグループです。

そんなPassCodeが2021年に開催したzepp tourにて、一部の公演で後輩にあたるKolokolがOAとして出演する事が決まりました。

その当時、Kolokolはグループ名だけはSNS等で見たことがあった程度で、どんな音楽をやっていてどんなメンバー構成をしているのか、それすらまったく知らない状態でした。

数年前からライブの楽しみ方が制限され、昔から好きだったバンドのライブに行っても思い通りの楽しみ方が出来ず不完全燃焼感を感じていて、私の中ではそんな中でも心から楽しいと思えるのはPassCodeのライブだけでした。

そんな背景もあり、OAとして出演するKolokolを見ることのできた大阪公演も、初めはPassCodeだけを楽しみにしていて、もう1グループ見れてラッキーだな〜くらいの気持ちでいました。

◆開演

そんな中、公演が始まりOAとして出てきたKolokol、SEが止み最初に披露した曲が「Witch」という曲でした。

軽快なサウンドのイントロから始まり、高橋あきほさんが歌い始め、ワンフレーズだけでもわかる歌唱力の高さ、クリーンでかっこよく芯のある歌声にすぐに引き込まれました。

Zeppという大きな舞台ということもあり、初めは歌声から緊張感が伝わっていたものの、徐々に調子をあげていき、続く他のメンバーも高い歌唱力と表現力で堂々と歌いあげ、それぞれの特徴的な歌声もあり聴いていて飽きることなく、どのメンバーも聴けば聴くほど引き込まれていく魅力的な歌声でした。

そんな中でも特に私が気になったのが真嶋このみさんの歌声で、おっとりとした顔立ちのかわいらしい見た目からは想像できない、女性らしさもありながら低くかっこいい歌声で、彼女のパートになるだけでフロアの雰囲気を変えることができ、サビや落ちサビを担当する時には一気にライブに迫力が増し、気付けばその日のライブは真嶋このみさんのパフォーマンスをずっと目で追っていました。

また、楽曲についてもどの曲もレベルが高く、明るく盛り上がる曲、ダークでかっこよく魅せる曲、しっとりと聴かせる曲、その日聴けた楽曲だけでも幅広い楽曲があり魅力に感じました。

メンバーである佳凪きのさんがTwitterにセットリストをあげてくださっているので引用させていただきます。
この日のセットリストは以下の通りで、

先で触れた1曲目のWitchは、PassCodeのサウンドプロデューサーである平地さんが作られた曲で、爽快感のあるサウンドで聴きやすいライブで盛り上がるような楽曲です。
どことなくAメロ辺りの進行にPassCodeみを感じます。

2曲目に披露されたMiss Shooting Starは、
綺麗な音使いと歌詞で世界観のある楽曲です。
サビもキャッチーなメロディーでこの日聴いた曲の中では後述するDeadEndと並んでずっと耳に残っていました。

3曲目のUntil The Endは、雰囲気ががらりと変わりバラード曲と思いきや、EDMのようなサウンドが混じった面白い楽曲です。
照明設備の揃った大きな舞台で輝きそうな雰囲気。

4曲目のDeadEndはとにかくかっこいい楽曲!
ダークな雰囲気でありながらテンポよく進んでいき聴いていて気持ちよく、個人的に一番耳に残る楽曲。
バトル物のアニメなんかの主題歌に使われててもおかしくないようなかっこよさです。

最後に披露されたのがBonfire、この曲は音源で聴いても盛り上がる曲ではあるものの、ライブでこそ映える曲だと思っていて、ステージとフロア含めて一体感を感じれる楽曲。
この日のライブもフロア全体の手があがり、一体感を感じられる景色が見れました。

◆楽曲を通しての魅力

セットリストを元に楽曲を一部紹介しましたが、Kolokolの楽曲全体を通して個人的に魅力に感じる部分があり、それが歌割りです。

特定のメンバーに歌割りが偏り、一部のメンバーのパートが極端に少ないといった現象はアイドルグループによく見られますが、Kolokolの楽曲ではどのメンバーにも見せ場があり、それぞれが特徴的な声を持っており、その声にあったパート分けがされているように感じます。

高橋あきほさんは高い歌唱力でノビがよく安定感のある綺麗な声で、サビやここが見せ場!といったパートを安心して聴くことができ、グループを引っ張って行けるような歌声だと思います。

藤本さきさんは盛り上がる曲では曲にあった周りを明るくさせるような声で、それでいて聴かせるようなしっとりとした曲では表現力があり、曲の世界観に引き込むことのできる歌声だと感じました。

佳凪きのさんは、アイドルらしいかわいい声で曲の世界観にマッチしたパートが多く、他のメンバーとの相乗効果で曲にメリハリを持たせることのできる歌声だと思います。
個人的にKolokolの曲を聴いていてここのパート好きだな〜と思うところは佳凪きのさんが歌ってることが多かったりします。

最後に真嶋このみさんは、先述した通り声だけでフロアの雰囲気を変え、心を掴めることができる程にかっこいい迫力のある低音の歌声をしています。
気持ちの乗った歌い方をするのでどんな楽曲にも馴染み、彼女の歌声が聴きたくてライブに足を運ぼうと思えるほどに大好きな歌声です。

個人的な感想ではありますが、
各メンバーの歌声の特徴について触れましたが、
どの楽曲もこのパートはこのメンバーに歌ってほしかったな〜という部分がひとつもなく、癖になるほどメンバーの特徴を理解した気持ちいい歌割りになっていると思うので、もし興味を持ちこれから楽曲を聴かれる方がいれば是非注目して聴いてみてもらいたいです。

◆あとがき

最後に、初めて見ることができたKolokolのライブの感想としては、大好きなグループであるPassCodeのライブを控えておきながら満足感を感じられる素晴らしいライブでした。
自分達の楽曲を大切に歌い上げ、大きな箱で先輩グループのOAという大舞台にも関わらず堂々としたパフォーマンスで自分達自身もライブを楽しみ、私を含めた多くの人の心を掴んだ最高のライブだったと思います。

大袈裟な言い回しに聞こえるかもしれませんが、楽しみ方を制限され日々の楽しみからライブの存在が薄れていた中でKolokolに出会うことができ、自分の中でのライブの価値がまた大きなものになり、次のライブの事を考えるだけで何気なく過ごしていた日々がより楽しいものになりました。
まだ知って間もない新参者ですが、既に何度かライブに足を運んでおり、今では頭の中心にKolokolがいて次にまたライブに行ける日が楽しみで仕方ないです。
 
次に参加するのは1/23に控えるBIG CATでのワンマン、
ステージとフロア一体になり最高のライブにし、その先もずっとKolokolというグループを応援していきたいです。

拙い文でしたが最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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