『教養としての「地政学」入門』
『教養としての「地政学」入門』を読んでみました。
「地政学」とは「国は引っ越しできない」という前提で存在する学問。
と、著者の出口治明さんはこの本の中で書いています。
移動すること、引っ越しすることを前提に考えたら、地政学は存在理由がなく、その場所で平和に生きるために、なすべきことは何か。どんな知恵が必要か。そのようなことを考える学問なんだそう。なるほど。
私たちが住む日本。日本という国は地政学的に見たらどういう位置づけなのでしょうか。出口さんは、次のように定義づけられ