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歳がバレる話題、「0068夜 親指シフトキーボード終売」

読者の年齢層が分かりませんが、多分、「そんなの知らない」という人が多そうな話題で申し訳ありません。早速始めます。

新卒入社した会社のワープロはOASYSでした

noteの記事を書くために、ニュースのチェックをするのですが、気になるニュースとして飛び込んできたのが、「親指シフトキーボード、ひっそりと前倒しで販売終了。40年の歴史に幕」という記事です。「親指シフトキーボード」というキーワードで、今日のnoteネタを即決です。(このリンクは将来リンク切れが予想されます。Impress Watch提供記事を2021年3月8日付でYahooニュースに掲載)
皆さんは、日本語入力をする時はローマ字打ちでしょうか。スマートフォンならフリック入力の人が多いかもしれませんね。私の身近な人では少数ではありますが、パソコンキーボードで「カナ入力」の人がいます。ストローク数が少ない利点がありますが、打たなければならない範囲が広いこと、記号キーと競合することがあり、筆者は昔からずっと「ほとんど」ローマ字変換を使っています。
唯一の例外が、「親指シフトキーボード」によりストローク数を削減したワープロ専用機OASYSを利用していた新入社員時代ということになります。(OASYSは富士通の製品です)

ワープロ専用機というガラパゴスがありました

この記事でだいたいの年齢がバレてしまいますので書きますと、筆者が社会人になったのは80年代の終わり頃です。家庭用やビジネス用にワープロ専用機が使われていました。一方で、パソコンは、NECのPC-9801シリーズの全盛期にあたっていたのだと記憶しています。
ワープロ専用機というのは、タイプライターを利用することができた欧米文化圏の人には、必要がなかったアイテムでしょう。日本ではビジネス用に一部にしか広まらなかった和文タイプライター(たくさんの漢字から目的のものを拾うための大きな文字盤が付いていた)の時代に続き、多くの人がワープロ専用機を利用したはずです。当時、ワープロ専用機は、親や、勤務先では女性の事務員が使っていた印象ですが、職場では「親指シフトキーボードを打てるんだったら使っても良い」ということで悪筆をカバーするため親指シフトキーボードはすぐに覚えました。

個人的には嫌いじゃないです

親指シフトキーボードは、ローマ字入力より速く入力することが可能ですから、「ワープロコンクール」の上位入賞者は皆、親指シフト式選択者だったと記憶しています。
個人的には嫌いじゃありません、しかし、ローマ字入力式に勝つことができませんでした。結局、多数のユーザに選ばれることはなかったということで、このニュースに触れて残念だと思いました。

サードパーティ製「親指シフトキーボード」は発売されるか?

わざわざ買うかと問われれば、私は買わないとは思いますが、将来また「親指シフトキーボード」が発売されることがあるか、気になるところではあります。
今日の記事では、肝心の親指シフトキーボードの写真をつけませんでしたが、興味のある方は、検索などしてみてくださいね。

2021年3月9日のコメント

新入社員の頃に話題が行ってしまいました。ばらしてしまうと社会人生活がほとんど平成と重なる事実です。言い方が「上から」にならないよう気をつけようと、改めて思います。1001回を目指して、明日も投稿の予定です。それでは!


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