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円盤消失錯視を用いたコロナ広告

■要約文

タイトルにもある通り、円盤消失錯視という錯視効果をこの広告に取り入れました。円盤消失錯視とは、簡単にいえば格子点にある小さい点を全て同時に認識することはできないという錯視です。
この広告を通して、コロナに対しての私たちの認識を再確認してもらえればいいと思います。

■ 工夫した点

・まず一つ目は、下の広告のように規則正しく長方形を配置するために、一つ一つを座標入力で配置したことです。かなり手間がかかりましたが、見ての通りきれいに配置することができました。
・次に2つ目ですが、格子点にある点(詳しくは後述)もまた、一つ一つ手作業で配置したことです。手作業で配置したので、よく見てみるとかなりズレていたりします。

■ 制作した広告画像はこちら!

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まずこの格子点にある点についてですが、下図を見てください。
実はこれ、コロナウイルス なんです。
タイトルからこのことを察した人もいるかもしれませんが、格子点にコロナウイルス を用いることで、コロナ禍における人々の盲点を表現しました。
この広告を通して僕が伝えたいことは、新型コロナウイルスの全容を見ることはできないので、自分は大丈夫だと思っていても絶対に気を抜かないということと、目に見ているものが全てではないと言うことから自分の先入観に囚われてはいけないということです。

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■ プロジェクトを終えて

このプロジェクトを通して学んだことは、この広告の制作ツールであるAdobe Illustrator において、手作業で一つ一つ配置するという経験を得られることができました。
また、起用する錯視効果を選ぶにあたり、様々な錯視効果を知識として得られることができました。将来錯視効果を使うことがあれば、きっと役に立つと思います。

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