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【オフラインの遊び】感覚ルーラー

私たちの身の回りには常にいろいろな大きさ、形のモノが存在しています。そんな身近にありふれているさまざまなモノたちですが、その具体的な長さを想像しながら生活している人は少ないと思います。今回はそんな身近なモノの長さや大きなにちなんだ遊びを紹介したいと思います。

目次  

・はじめに
・遊びを通して学べること
・実際に遊んでみよう!
・まとめ

はじめに


『感覚ルーラー』という遊びの名前を聞いてルーラーって何?と思う人が多いと思います。ルーラーとは英語でものさしや定規のことを指しています。これを聞いて、感覚のものさし?ともっと謎に思う人もいるかと思います。言葉の通り”感覚でモノの長さを考える”遊び、それが『感覚ルーラー』です。では実際にこの遊びを通してどのようなことが学べるのか見ていきましょう。


遊びを通して学べること


この遊びを通して学べることは大きく二つあります。

1つは想像力を養うことです。普段教室内に何気なく置いてある様々なモノが、実際にはどれくらいの大きさなのか考えるという機会はあまりないと思います。そんな普段は考えないようなことをこの遊びを通して考えることで、より想像力が豊かになるのではないかと考えました。
2つ目は数字や単位への理解を深めることです。この遊びではミリメートルやメートル、小数や整数など様々な形式で答える力が必要となります。普通に教えるだけではつまらないと感じてしまう生徒も遊びを通して学習することで楽しく学ぶことができるのではないかと考えました。


ここまで遊び名の由来や遊びを通して学べることを説明してきました。それでは具体的にどのような遊びなのか見ていきましょう!


実際に遊んでみよう!


【推奨年齢】
小学3年生〜6年生

【用意するもの】
○教師
・メジャーまたは1m以上のものさし
・「mm」「cm」「m」と書かれた3枚の紙が入ったくじ引き袋
・メモ用紙×生徒数
○生徒
・筆記用具

【遊び方】
① メモ用紙を生徒に配ります。

② 教師または生徒が教室内にあるモノを1つ指定します。 例)机の横幅、黒板の長さなど

③ 教師または生徒が単位の書かれた紙の入ったくじ引き袋の中から1枚引きます。引いたものは袋には戻しません。

④ ②で指定されたモノの長さを想像し、③で引かれた単位に沿った形でメモ用紙に答えを書き込みます。

⑤ 教師はメジャーまたはものさしで指定されたモノの長さを測ります。

⑥ 一の位を四捨五入した上で測った結果を口頭または黒板に書いて発表します。

⑦ 答えが一致している、または正解者がいなかった場合一番答えに近い人は挙手をし、1回正解につき1ポイントとします。

⑧ ①〜⑦の過程を合計3回行い、最後に1番ポイントの高かった生徒が優勝となります。

*3回以上行う場合は③で引いたくじを袋に戻しても構いません。


まとめ

楽しんでいただけたでしょうか?少しでも皆さんの学習の手助けになっていたら幸いです。
遊びをゼロから考えるということは初めての経験だったため、様々な面で苦労しましたが、無事書き終えることができて安心しています。
最後まで読んでくださりありがとうございました!

#N高 #教育 #ニューノーマルの遊び #プロジェクトN  

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