スイスの時間
約2週間毎日歩いた道。
近くに小学校がある。
毎日歩いて気がついた事。
13時には子ども達は学校が終わって家に帰るのが毎日。
小学校は昼に終わるのです。
そして、この町(ヴィンタートゥール)の地元のサッカーグランド。
ここに14時ぐらいには子ども達が集まり、練習が行われていました。
十分に遊ぶ時間やサッカーする時間があり、それらを終えても17時とか18時にはみんな家にいる。
また、人件費が高い(初任給で60万ぐらいらしいです)ので、残業や遅くに空いてる店もお酒を扱う店ぐらい。
家族の時間がとても長くあるのです。
外で食べるのが高いので自然と家で食べる家庭が増える。
なんかね。
国が温かい家庭を作る仕組みを作ってるように感じるんです。
国が心の豊かさを守り育もうとしてるように感じるんです。
日本は国が心の豊かさを奪ってるように感じてしまいました。
長く働く事、休みがなく働く事、努力する事、我武者羅に生きる事…
高度成長期ならまだしも、敗戦後、昭和から平成、そして令和と変わったはずなのに、頭の中、価値観は今も変わらず昭和のまま。
昭和を生きてない若い世代も、社会に出て、昭和どっぷりの価値観に浸けられ続け、いつの間にか擦り込まれていく価値観。
島国である日本。
まだまだ鎖国なんだな〜と改めて感じたスイスでの時間でした。
そこで感じた様々な事に対して、アクションを続けていく事がこれからの自分の役割だと感じました。
こんなファンキーなおじさん。
頭までタトゥーが入ってますが最高にいい人。
この街が更に好きになりました。
違う文化に触れる。
違う価値観に触れる。
違いを受け止める事。
違いを否定するのではなく、違いを楽しめる人間でありたい。
ヨーロッパは、スイスとスペインにしか行った事がない。
いつかヨーロッパを周りたい。
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