【銘柄情報】取扱銘柄に追加された米国株5銘柄についてご紹介♪
2021年10月18日発行
・話題の銘柄ニュース
今回も前回と同様に、PayPay証券で新たに追加された銘柄について、紹介していきます。
今回は、カーニバル、アップスタートホールディングス、アファームホールディングス、ゼットスケーラー、ドラフトキングスの5銘柄についてです。
■今回追加された全銘柄リストはこちら
INDEX
カーニバル|CCL
CARNIVAL CORP(カーニバル)は、1972年創業の世界最大のクルーズ客船の運航会社です。カーニバルクルーズライン、プリンセスクルーズなど9ブランドで計87隻のクルーズ船を運航しています。
クルーズ業界は、新型コロナウイルスの影響を最も被った業界の一つです。しかし、同社が9月24日に発表した資料によると、9ブランドのうち8ブランドが運航を再開。これに伴い、2021年第3四半期のキャッシュフローは黒字化しました。今後もこの傾向が続くとしています。
また、2022年下半期の予約状況は、新型コロナウイルスのパンデミック前の水準を上回っていると述べられています。(エイチスクエア)
参考1:こちら 参考2:こちら
アップスタートホールディングス|UPST
UPSTART HOLDINGS(アップスタートホールディングス) は、1000ドルから5万ドルの消費者向け小口融資の審査をAIで行うフィンテック企業です。
同社の紹介ビデオによると、学歴・職歴・クレジットカードやローンの利用の履歴など、審査対象1人に対し1600件を超えるデータポイントを収集・分析。AIが審査をします。
また、同社が顧客を審査しローンを組みますが、実際に貸付業務を行うのは、ニュージャージー州にあるクロス・リバー・バンクです。同社の収益は、審査とローン組成による手数料になります。
なお、同社は2020年12月に上場し、初値26ドル、今年9月346.54ドルまで上昇し、株価は10倍以上(テンバガー)になりました。(エイチスクエア)
参考1:こちら 参考2:こちら 参考3:こちら
アファームホールディングス|AFRM
AFFIRM HOLDINGS (アファームホールディングス)は、2012年創業の、消費者への後払い決済サービス(一括・分割)「BNPL(Buy Now Pay Later)」の提供を行うフィンテック企業です。
サービスの特徴は、消費者から金利や分割手数料を取らないことです。収益は販売業者からの手数料でまかなっています。
BNPLは、若い世代でクレジットカード離れが進んでいることに加え、コロナ禍でeコマースが拡大したことにより、BNPLの市場規模は急拡大しています。
同社の2021年会計年度(7月締め)の決算をみると、総取扱高は前年比79%増の83億ドルとなっています。なお、同社は、Shopifyとの独占契約に加え、Peloton、Target等、多くの企業と契約しており、今年8月にはAmazonとも契約を結びました。(エイチスクエア)
参考1:こちら 参考2:こちら
ゼットスケーラー|ZS
2008年設立のZSCALER INC (ゼットスケーラー)は、クラウド上で利用できるセキュリティソリューションを提供する企業です。
データやアプリケーションがクラウド上に置かれる昨今、同社のニーズは高く、直近の決算2021年5-7月期の売上高をみると、前年同期比57%増の1億9710万ドル、ビリング(未収請求を考慮した売上高)は同70%増の3億3200万ドルとなっています。Non-GAAP(調整後)の純利益も同66%増の2061万ドルでした。
同社は、2018年3月に上場し、初値27.50ドル、今年9月7日には293.44ドルまで上昇する場面がありました。
なお、同社は、2021年8月からの通期の売上高見通しを9億4000万~9億5000万ドルとしており、今期の6億7310万ドルから3億ドル弱上乗せした数値を発表しています。(エイチスクエア)
参考1:こちら 参考2:こちら
ドラフトキングス|DKNG
DRAFTKINGS (ドラフトキングス)は、「ファンタジー・スポーツ」、「スポーツベッティング」、そして「オンライン・カジノ」などのアプリを提供する企業です。
ファンタジー・スポーツとは、実際のプロスポーツプレイヤーで架空のチームを作り、他の人が作ったチームとリアルマネーを賭けて戦うゲームです。「スポーツベッティング」とは、次の展開や試合の勝敗を予想する賭け事です。
直近の2021年4-6月期決算をみると、月次平均のユニーク・プレーヤー数は前年同期比281%増の110万人、ユーザー1人当りの売上高は同26%増の80ドルでした。プロスポーツが再開したことが奏功しています。
なお、同社は今年8月にゴールデン・ナゲット・オンライン・ゲーミングを15億6000万ドルで買収すると発表しました。これにより、新たに500万人超の顧客を得ることになります。(エイチスクエア)
参考1:こちら 参考2:こちら 参考3:こちら 参考4:こちら
本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最終ページに記載いたしました。ご確認のほど、お願い致します。
PayPay証券株式会社
https://www.paypay-sec.co.jp/
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2883号