投信6本追加! 英国のバフェットと呼ばれるスミス氏のファンドなど
今回は、PayPay証券で新たに追加された投資信託を紹介します。英国の著名投資家が運用する注目のアクティブファンド、高い利回りが期待できるファンド、低コストのインデックスファンド、などバラエティに富んだ魅力あるラインアップとなっています。
INDEX
ファンドスミス・グローバル・エクイティ・ファンド/アセットマネジメントOne
ファンドスミス・グローバル・エクイティ・ファンドは、英国のウォーレン・バフェットとも称されるテリー・スミス氏が最高経営責任者(CEO) 兼 最高投資責任者(CIO)を務めるファンドスミス社のファンドです。
ファンドスミス社の投資哲学は「優良企業に投資する」「割高な水準は避ける」「頻繁な売買は行わない」というものです。これらのシンプルな3つの投資哲学を実践し、良好なパフォーマンスを残してきた同社の旗艦ファンドと同一の運用戦略の公募ファンドが日本初上陸となります。
主に世界の株式等に投資を行い、長期的な値上がり益の獲得をめざして運用を行います。原則として為替ヘッジは行われないため為替変動の影響を受け、円高は基準価額の下落要因、円安は基準価額の上昇要因になります。(エイチスクエア)
バンクローン・ファンド(へッジなし、ヘッジあり)/アセットマネジメントOne
バンクローン・ファンドは、主にバンクローンを対象に投資する投資信託です。
バンクローンとは、その名の通り、銀行等の複数の金融機関が資金調達を必要とする企業等に対して行う融資です。
米国では銀行が企業に融資して得た債権をバンクローン市場に転売しており、市場で売買されています。このバンクローンは投資適格未満の企業への融資が多いため、信用リスクが高い分、相対的に高い利回りを得ることができます。さらに、土地などの担保が付いているため社債や株式と比べて弁済順位が高いことにより、回収率も高く、損失が限定される可能性が高いと言えます。
また、バンクローンは変動金利であるため金利上昇局面において相対的に強い資産と言えます。逆に金利低下局面では相対的に弱い資産と言えます。
バンクローン・ファンドは、為替ヘッジの有無を選択でき、「ヘッジなし」では原則として対円で為替ヘッジを行わず、円高は基準価額の下落要因、円安は基準価額の上昇要因となります。一方、「ヘッジあり」は原則として対円で為替ヘッジを行い、為替変動リスクの低減を図ります。(エイチスクエア)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/三菱UFJ国際投信
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、低コストで米国の主要500社に分散投資できるインデックス型の投資信託です。三菱UFJ国際投信によって運用される「eMAXIS Slimシリーズ」の一つで、米国の大型株の動向を表す株価指数「S&P500指数(配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果を目指しています。
買付手数料は0円、投資信託を保有している間に支払う費用である信託報酬は、年率0.0968%以内と一般的な投資信託と比べて非常に低い水準となっています。
また、PayPay証券では1000円以上、1000円単位で購入することができ、一株単位での取引となるETFよりも少額で購入できることも魅力の一つです。
なお、2018年7月に設定されてから資産は順調に増えており、純資産総額は8月31日時点で1兆4282億円まで膨らんでいます。(エイチスクエア)
参考:こちら
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス/三菱UFJ国際投信
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、低コストで日本を除く先進国に分散投資できるインデックス型の投資信託です。日本を除く先進22カ国の大型株と中型株で構成される米MSCI社が提供する「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果を目指しています。
日本国内や新興国へ投資したくない方で、米国だけに投資するのが不安な方に向いている商品と言われています。つまり、米国の経済成長に期待しているものの、米国1国集中はリスクが高いと考えている方向きです。
8月31日時点の組み入れ上位国は、1位が米国、次いでイギリス、カナダ、フランス、スイスで、純資産総額は3579億円となっています。(エイチスクエア)
参考:こちら
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/三菱UFJ国際投信
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、低コストで全世界の株式に分散投資できるインデックス型の投資信託です。先進国23カ国と新興国24カ国の各国市場の時価総額上位約85%をカバーする米MSCI社が提供する「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果を目指しています。
投資信託を保有している間に支払う費用である信託報酬は、年率0.1144%以内と金融庁が発表するインデックスファンドの信託報酬平均(2021年末時点、0.47%)より割安で、個人投資家の人気も高く、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021」の投票において1位を獲得しています。
なお、8月31日時点の組み入れ上位銘柄は、1位がアップル、次いでマイクロソフト、アマゾン、テスラ、アルファベットと続き、純資産総額は6476億円となっています。(エイチスクエア)
参考:こちら
記事作成:2022年9月20日
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ライター:佐藤 隆司(プロフィールはこちら)
PayPay証券株式会社
https://www.paypay-sec.co.jp/
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2883号