YOWLL初ライブ

無事に終わった初ライブ。
最初がファイアーループなのもよかったし、folcaのイベントで良かった。
ものすごくあったけかった。


楽しそうな30代


YOWLLのライブは自分の世界観を誰の目を気にすることなく表現できていて、この3人で音を鳴らすと何故だか3人というかむしろ1人で鳴らしてるみたいな気がする。
それは孤独という意味ではなく、むしろ調和の極地なんだと思う。
不思議な話だけれども。
顔を見合わせて演奏しているけれど、自分とメンバーというより
大きな一つの動物みたいな気持ちだ。
仲がいいとかそういう話でもない。
ただ、その瞬間その場所でひとつの命としてYOWLLが呻き声を上げているのだと思う。
なんてそんなことを思うライブであった。


楽屋で和む30代

木の板に針金張って弾いて、木の棒でリズム刻んで。
それだけで楽しいなんてやっぱ猿なんだと思う。
ていうかもはや自然なんだと思う。
空、海、風、大地、音楽。
なんだと感じる。


ビョークのTシャツでご機嫌なパーマ


Tシャツの袖がでかい音でビリビリと震えてて
大きな声で歌うとかたまりみたいな爆音が足元のモニタースピーカーから帰ってくる。
BigMuffを踏むと石で殴られたみたいな爆音で。
ベースとドラムが重なって大きな花火が打ち上がったみたいな音がする。
感情と景色は綺麗だったりグロテスクだったり子供だったり大人だったり。
走馬灯みたいなグルグルと色んな景色を見せてくれる。
コードが動くたびに少しブラーがかかったみたいに景色が歪む。
時間が止まって、そのまま進まないでいいな〜。
なんて思いながら、あっという間にライブが終わってしまった。

なんだかものすごく初心だ。
むしろ初心だ。

そういう日々が今ここにあって、とてもありがてぇ。
めちゃくちゃライブしまくるからみんなどっかで見にきてよ。
ライブハウスで会おうぜ。


photo by @uno_ukico