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fpを連れて(リハビリの葛西臨海公園編)

ポケモンのネット対戦にかまけていたら4ヶ月も記事を書かないでいた。
皆さん、お元気にお過ごしでしたでしょうか?

記事もそうですが、写真撮影もほとんどしていない状態でした。
某ウィルスと暑さのためですね。あとポケモン。

しかし、ここ最近は、政府の旅行キャンペーンで東京が対象に入ったり、気温が下がってすごしやすくなったりしたため、私の中で写欲がフツフツと復活してきたのです。
そこで、この4連休はどんどん写真を撮りに行くことにしたわけです。

とはいえ、遠出するのもなんだし、機材の具合も見なきゃならないので、まずは近場でリハビリをすることに。
そこで選んだ場所がこちら。

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葛西臨海公園です。
家から交通の便が良く、撮るモノが色々あるので、新しいカメラやレンズの試写をする時にはここを利用しています。カメラリハビリの舞台としてはうってつけでしょう、ということで行ってきました。

写真は全部 SIGMA fp + SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNの組み合わせで撮っております。
と、装備紹介して思い出しました。このレンズ、note記事初登場です。
レンズに関する詳しい感想は別の機会に回すとして、今日はその写りを見てもらえればと思います。

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さて、葛西臨海公園は現在(2020年9月20日時点)予約制となっています。
ということで、整理券のQRコードを確認するコーナーができていました。

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キープディスタンスを促す足形。ペンギンのモノだそうです。

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整理券のQRコードをピッとしてもらい、入場券を買って中に入ると見慣れたガラスのドームが現れました。やはり葛西臨海公園といえば、このドームですよね。

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外観が印象的ですが、中から見上げても面白い。青空だともっと映えます。
水族園に入園する前にドームの天井を見上げてみてください。

さて、水族園に入ったわけですが、写真を撮る人にとって水族園は難易度が高い。理由を以下に挙げてみます。
①暗い
②被写体が動く
③被写体との間にガラス・アクリルが入る
そして、SIGMAのカメラユーザーにとって①の「暗い」と言うのは最大の敵でした。ご存じの通り、FOVEONセンサーは高感度に弱いから。なので、今までは水族園内部はほぼそっちのけで試写をしていました。
しかし、それはもう過去の話。
我々SIGMAのカメラユーザーはSIGMA fpを手に入れました。
さあ、見てください。SIGMA fpのISO6400で撮影した写真を。

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恐らく、スマホ画面ならほとんどざらつきが感じられないと思います。
というか、色がしっかりあります。他社ユーザーの方は何を言っているんだとお思いかも知れませんが、ISO6400で色が残っているのは素晴らしいことなんですよ。

さあ、この調子でシャッタースピード稼いで、素早い小魚も写真におさめちゃうぞ、と張り切って撮影したのですが・・・・・・。

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あれ、なんかシマシマ?
そうです。fpは電子シャッターオンリーであるが故、フリッカーの影響を受けてしまいます<※>。これではシャッタースピードを上げての撮影ができないではないか。<※>後で調べたら、マニュアル・シャッター速度優先モード時以外ではフリッカー抑制機能が働いてフリッカーを抑制してくれるそうです。カメラの事を勉強するのも写真上達の道と知りました。

仕方ない、室内の撮影は切り上げるかと思い始めた時、FOVEON機での撮影により培ってきた私の写真魂が語りかけました。

「シャッター速度が稼げないから撮るのをやめるなんてもったいない。
 低いシャッター速度でも撮ればいいじゃないか」

そうです。難しい撮影条件があったとしても、カメラと体が動く限りは写真が撮れるのです。諦めてはいけません。それを思い出し、カメラを構え直しました。

そして撮影。

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そもそも動きの鈍い被写体なら速いシャッター速度は必要ない!

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シャッター速度が遅くても、流し撮りで追えば良い!

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光源を選べばフリッカーも怖くない!

そう、撮れない写真がある一方には、撮れる写真があって、それは発想次第で無限に広がっていきます。
だから、カメラを構える事をやめては行けない。
そんなことを思いました。

軽く機材の調子を見るくらいだったはずが、ブランクで鈍った体と気持ちを再起動するだけの熱を生み出すことができた撮影でした。

最後に一枚。

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この水族園の中で私のお気に入りの水槽です。
展示自体は地味ですが、ちょうど良い柔らかさの光が降り注いで、一枚の絵画のように見えて、ぐっと惹かれるものがあります。

これからも色々な光を捕まえて生きたいと思います。
ぼちぼちこちらでも記事にしていこうと思うので、もしよろしければお付き合いください。

それでは。

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