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凡庸“Apple”雑記「株主」


最近息子が株を始めて、まあ、正直何をやっているのかは、ようわからんのだけど、NISAとか言っていた。確か。

そこで、前から夢だった、Apple株主になるべく、息子をそそのかした。

と、人聞きの悪いことだけど、Apple信者としては、やっぱり、あの人はAppleの株主様よ!と、後ろ指を刺されたい。

かくして、ダメもとで、息子にAppleの株を買ってみない?と、言ってみた。とりあえず、一株だけでもと。

別にApple製品に思い入れのない息子だから、(とりあえずiPhoneとiPadは使っている)感心領域外かと思いきや、意外とすんなり、関心領域に入り、株価を調べ始めた。

その時、確か一株3万4千円ほど、世知辛いサラリーマンの懐には、ちょいと、躊躇する金額。

だけど、息子はこれで良いのかと、テキパキ購入の手続きを始める。何事も投資ということか。ちょうど、Apple株が下がってきており、今後の期待を考えてのことか。

息子に見ててもらったが、この間のWWDCの後、株価が下がっている。さほど、魅力的な発表ではなかったのか。少し気掛かり。

それに、二、三日経ってから、確認すると買った時よりもまた下がっていた。

息子は、Appleの今後はどうなんだと、詰め寄られたが、今年の秋頃には新OSが出て、巷が右往左往盛り上がるから、それを楽しみにしておけい!と、苦し紛にから元気を出しつつ、声を張り上げた。

今度のOSには最新のAI「チャットGPT」が搭載されて、それこそ性能の飛躍的な向上が訪れる。そうしたら、株価はロケットのごとく爆上がりに違いないと、付け加え。

だからだ、AppleとAIの出来具合が、待ち遠しくも、心配で身悶えしている、Apple株主と成り果てている。(株主は息子なんだけどね)

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