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決着ついたカメラ購入迷走。なんと、人生初のフルサイズそれもSONY。人生の不可思議を実感。

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「SONY α1」の興奮が冷めらぬ今日この頃。

何をとち狂ったのか、時代錯誤甚だしく、なんと化石になってしまいそうな別の”α”を買ってしまいました。

人生初のフルサイズカメラとして、僕の元に来たのは「SONY α7II」

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前にも書きましたが、この数ヶ月悶々とカメラ購入のことで試行錯誤を繰り返していました。十万ちょいで買えるフルサイズにするか、使い勝手の良いAPS-Cにするのか。とにかく予算は10万円ちょい。頑張って13万円。

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来る日も来る日も考え悩んで夜も夜も眠れぬ日々が続いていました。(大袈裟な)

そして、長い迷走の末、ようやく決着が着いのです。

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あれだけ手に入れることは叶わないだろうと、妄想に妄想を重ね、憧れに身を焦がしたフルサイズカメラが身の内に入ったのです。人生何があるかわかりません、つくづく感じます。

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しかし、達成の後には、戸惑いと焦燥があります。

「α7II」は今でも通じる素晴らしいカメラ。と、思います。ただ、気になる点も少なからずあるカメラです。これが、「α7Ⅲ」ならば、文句なしの機能と満足を得ることができたでしょう。

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「α7II」は未熟とは言えませんが、完成度と言えるには物足りなさを感じてしまいます。それを理解して、手に入れたのですが。

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完成と言うと大袈裟で身の程知らずなので、ありていうとNikonのカメラメーカーとしての成熟が詰まったカメラがD750です。完成度と満足感が程よく調整され、なおかつ価格的に驚くほど安価。

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操作感、画質、堅牢性、誠実な作りを心掛けてきたNikonそのもののカメラ。それが、D750だと感じますし、様々な紹介されている媒体を読んでいると、不満足な面が見当たらないカメラだと称賛しています。

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事実、α7IIを買うつもりは無かった。それが何故に。

当日の午前中はNikonD750を買うつもりで、価格コムやら、最近何本かレンズを買ったお馴染みのマップカメラなどを覗いていました。

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悩んだ末にと言えばかっこいいのですが、悩み疲れと生来の堪え性のない性格から、もう、終わりにしてしまおうと、価格と品質に見合うD750を仕事の合間なのに、あれこれと探していたのです。

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これは少々剥がれがあるけど、なんと、11万円か。やっぱり長い間満足して使うのなら一万二万出しても状態がいいものを買うべきかなんて、考えていました。

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ただ、どうしても最後の一押しが出来なかった。ジクジクと戸惑いが続いていたのです。

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自分の現在過去未来(金が無いのでレンズや備品、ましてや新しいカメラなど新たに買える余力が全く皆無)を冷静に考えると、そこそこ質の良い小三元のレンズ、堅牢で確かな筐体を持つ本体のD750キットレンズセットこそ、自身のカメラ人生に見合うものでした。それは間違いない事実です。

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その日、購入を決めた日の事。

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先ほど書いた通り午前中までは、NikonのD750を買うべしと決めて、中古商品を色々と品定めしていました。見飽きた時、ふと思いついたのです。α7IIをもう一度確かめてみようと。

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そう言えば近くのヤマダ電機に、陳列していたはず。もう一度触って感触を確かめてみても遅くない。

お昼の休みに車を走らせて、ヤマダ電機に行くと、記憶通りα7IIが陳列していました。最近はα7IⅢしか置いていないことが多いので、実機を確かめられることを喜び、手に取った。

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その瞬間、これ以上ないぐらいにしっくり手に収まった感触が、実に心地よく。自分の今可能な撮影シーンと理想的に合っていると感じたのです。

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これに、SIGMAの45mmf2.8の小さい単焦点を着けると、軽く、小さい撮影スタイルが作れ、出張先のわずかな時間をぬって、休みの数分を使って、しか写真を撮ることが出来ない僕に取っては、理想となる。

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鞄から取り出し、肩にかけ、素早く街を撮り歩く、その姿を夢想し見ることが出来た。

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性能、画質、品質、価格全てが自分に合っているNikonのD750の購入にどうしても踏ん切りが付かなかったのは、その大きさ重さ。そして、それ以上に持った時の感触がどうもしっくりとはこなかった。

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僕は、どうしてもD750を日常の中で、心安く使える気がしなかった。α7IIと同じ姿が浮かばない。撮影すれば、画像の素晴らしさに心打たれて、多少の重さ大きさなど何するものぞと、気合を入れ持ち出すかもしれない。そうも考えてみました。

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だけど、怠惰で堪え性の無い僕のこと、大きさにヘキヘキしてそのうち家の中で埋もれてしまう。それに、たくさんの荷物の隙間にカメラを詰め込んで、出張や仕事で移動し、その合間が唯一の写真撮影の時間である僕としては、一眼レフカメラの大きさが愛情から憎しみに変わる瞬間を数多く経験してきました。

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結果、全てが正しいD750を購入せず、幾分か物足りなさがあるα7IIを購入することになったのです。

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正直、この判断が正しかったのかどうかは分からない。絶対的に満足している点といえば、手に感じたしっくりとした安堵感しかないのです。それを信じて、それだけを頼りに、決めてしまったのです。

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少しばかりかっこよく言えば、頭で考えるな、手で感じてろ。なんて戯言を信じた結果なのです。

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それから、α7IIを手に取った時のとても良い収まり具合も心地よかったのですが、それ以上に、SIGMA 45mmf2.8レンズがあったからこそ購入に踏み切ったと言うところがあります。

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なんだか、購入までのダラダラとした話ばかりで、具体的なα7IIとSIGMA 45mmf2.8の話はできませんでした。今度、気が向いたらゆっくりしたいと思っています。

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これから、生まれて初めてのフルサイズ。それも、人生の不可思議を感じるSONYのカメラ。信じられないことが、世界に溢れている。そう、我が身を通して知ったのでした。

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ここに載っている写真は、早速、α7IIとSIGMA 45mmf2.8持ち出して撮影散歩に出た時の写真です。結構楽しかった。

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