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エッセイあれこれ

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2014年8月の記事一覧

「NO!」

ホームセンターにより、駐車場を歩いていると、
体の大きい外国人の旦那さんが、東洋人(きっと日本人)の
奥さんとがトラックにかなりの料の板材を積み込んでいた。

白人と東洋人の夫婦がおぼつかない様子で、ロープ
を使い、板材を固定していたのを、ほほえましく
見ていたら。

トラックの助手席で様子を興味深く見ていた三歳
ぐらいの男の子が、はしゃいで車の周りを走り出した。

道路に沿ってトラックは留まって

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一流品

今月のBRUTUSは松浦弥太郎の特集だった。
すべて彼が好んだ一流品の紹介だ。
思い切った潔い特集だ。

選び抜かれた確かさと美しさに魅入られた。
一個人の好き嫌いで雑誌を作るだなんて、
いかがなものかと危ぶんだが、それは三流
男の浅はかな杞憂だった。

一流品を望み求めた一流品の男の深さを思
い知った。

紹介された一つ一つに、優雅さと知性と、
確固たる具体性があった。美しい。
人として生まれて

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全く駄目な男のつぶやき

お盆も終わり今日は重い足を引きずりながら会社に
行ってきた。相変わらず無意味な1日で、貴重な時間を
浪費した。

何とか暇を潰すためにいろんな事を考え出して、実に
創造的な事をした。Webの素材をかき集めてまとめ、
時折、Blogを書いて、Webマーケッティングなるもの
を行った。

なんと、実に創造的な時間の過ごし方なんだろうか。
ほれぼれずる。それにしても、気になる記事が全く
なくて、ネタ探し

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残る才能

みごとなまでにやる気がない。
こうなるとてこでも動かない、動けないのが僕だ。
ほんと、自分でもまったくどうしようもない。
毎日変わらずこつこつできる人が周りにはいる。
そんな彼らを羨ましく思う。

憑きものがついたように、ひらめきが生まれて、
自分でも感心するぐらいのものができるときが
ある。

それが、ある程度続けば、みごとにやる気が失せる。
そして、行いの積み重ねも失せて、いったい自分は
どう

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雄叫び上げるゴジラの奇跡

ぬるい演出でもどかしさもあったけど、
特に渡辺謙さんは口半開きのあんぐり演技で
今ひとつのれなかった。

この監督の演出には切れがない。それは、脚本
のせいかもしれない。話しに深みをもたせようと
したせいか、かなり回りくどい。

たしかに、決めるときには絶妙にいい画を作って
才能の片鱗を見せるのだけど、それが、全体につ
ながらない悲しさがある。

この辺、やはり同じオタクでも「パシフィック・
リム

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