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6月29日

今日は何の日。という話ではないのだが。
(ちなみに6月29日はビートルズ初来日、セイシェル独立、などの
記念日であるらしい)

たまたま、Facebookで過去の「6月29日」を見たら、飲食系の親しくて付き合いの続いている人たちとの縁が深い日だったので書き出してみる。

・1年前(2021)

キッチンカーアーティスト ジャマ

鋸南エアルポルトのレジデンス・アーティストである、キッチンカー・アーティストのジャマの初号機が完成。相性は「Jama y Car」に決定。そして、鋸南町周辺で上棟式代りに餅まき(駄菓子まき)をした。

ジャマは本業がエンジニアで、釣りや飲み会など幅広く活動している。その甲斐あって、昨秋にラトビア関連のイベントでキッチンカー出動の依頼があり、その後、ラトビア専門キッチンカーアーティストに改名しようかというぐらい面白い方向にコトが進んでいる。

昨年の今頃、キッチンカーができるのに料理ができなくていいのかと、エアルポルトでジャマが料理を作るように促してきたが、1年経つといろいろ変わるものだ。もちろん、料理がめっちゃできるようになったとかではないけど、いろいろトライし始めている。これからに期待。

なお、次の動画は本人の名誉のためにも絶対に見ないでください。

・3年前(2019)

石井食品 石井智康さん

日本図解協会からの依頼で、図解フェスの基調講演。場所が船橋にある石井食品だった(ミートボールの!)。そこで現社長と知り合い、彼の柔軟な働き方と同社の姿勢に刺激を受け続けている。

石井社長はいすみに在住なので、鋸南といすみで何か一緒にできれば(例:ミートボールにパクチーいれるとかw)いいなと思っている。

onseん 岸城正高さん

また、厳密には29日じゃなさそうだが、同日の投稿で高松のセレクト本屋・ルヌガンガに行ったことが書かれていた。すぐ近くでコミュニティ感の強い飲食店を複数営む・岸城正高さんの新店舗「unioん」のオープンを祝いに行ったことが投稿されていた。

現在岸城さんは「onseん」と「gardeん」という店との3店舗を運営している。僕が初めて訪ねたのは「seんto」という店だった。今の「gardeん」の前身だ。パクチーハウスのスタッフ研修で四国を旅して、スタッフを高松空港で見送った後、翌日の高知での仕事のために高松に宿泊した。ありきたりの親鳥を食べて満足し、どこかバーでもと思ったときに、「onseん」と「seんto」という、どう考えても常人がやっているとは思えない店をグーグルマップで発見。とりあえず初心者なので「seんto」へ行った。客はほかにおらず、食事を終えた頃、女性店長と話をした。

東京から来たというと目的を問われ、飲食店のスタッフ研修でと伝え、パクチーの話を出した瞬間、「うちの社長、パクチー好きなんです。パクチーいつも置いてると思いますよ、onseん に!」とおっしゃるので、隣も行ってみることにした。

「onseん」のメニューを見たが、パクチー感は全く出ていなかった。店も適度に忙しそうだったので、軽く飲んで帰ろうかと思ったが、一応パクチーを話題にしてみたら、「ありますよ!」と。メニューに書いていなくても食べたい人が注文をしてくるので用意しているんだそうだ。

メニューにないものを出すのは、飲食店をやっていて常にやりたいことだ。しかし、メニューにないものを伝えるお客さんは、深く店にコミットしていないと希望を述べてこないと思う。そういう意味では、パクチー感がないのにそれを常備しているこの店はすごいと思った。そして、岸城さんと話をして、納得した。お客さんともスタッフともとてもいい関係を築いているのだ。

この半年後に、高松で自著の講演をしたときに再会。その後、しばらく会えていない。が、高松シャルソンの主催者として準備してくれているし、近々一緒にイベントでもやるんじゃないかな!

・4年前(2018)

丸勘 池田幸巨さん


敦賀の寿司屋・丸勘へ2度目の訪問。1カ月前にも訪れたばかりだが、ゆっくりお話ししたくて再訪した。話してみたら、夫婦でパクチー好き。1年後に再訪できたが、それからご無沙汰してしまっている。敦賀で寿司にパクチーを混ぜ込む計画は、それゆえ、頓挫している。

亜鹿猪〜珍 森澤倫久さん


その数日前に名古屋の亜鹿猪〜珍(あかちょーちん)で、パクチー好きを集めてイベントをした。その時の写真を、この日、参加者の一人がアップロードしてくれていた。

今は名古屋の中心部(栄)から知多半島の海沿いに移って新たなチャレンジをしている店主の森澤倫久さんとは、日本パクチー狂会のサイトで知り合ったのだと記憶している。上述の店名の通り、早くからジビエに目をつけ、しかもパクチーをメイン食材にしようと考えたところで、僕の書いた『ぱくぱく!パクチー』に出会ったらしい。そして、「同志」と書かれていたのに嬉しくなり、名古屋へ会いに行ってからの友だ。年に一度の家族でのキャンピングカーでの旅行でもなんどもパクチーハウスに来てくれた。

知多半島の新店舗「星空と海のシントーカフェ yohaku」でコラボイベントをするのが当面の目標かな。そういえば、東海地方のシャルソン仲間が、ここを起点にシャルソンしたいと、先日投稿してたな。

・5年前(2017)

寿司さいしょ 税所伸彦さん

寿司さいしょ(銀座)で初のパクチーコラボ。その後も年1回弱、寿司とパクチーの融合イベントをしている。Twitterを黎明期から活用している3つの飲食店のうちの一つ。さいしょさんと豚組とパクチーハウス。その3社とすべてつながっていたアステリアの平野社長がつないでくれたのが2010年春だった。

イベントを続けているだけでなく、税所さんとはなんとなく縁が深い。つい先日も近くを通ったのでサプライズで訪問しようと思った。実は定休日で通常ならいないところだった。しかし、近くの道端でバッタリ。たまたま近所の親しい知人の店が閉店する日だったとのことで、彼らをねぎらうために臨時営業(飲み会)で来たところだった。5分ずれていたら会えなかった。

もともと大井町だったさいしょさんは、一度銀座に進出し、コロナで大井町に戻った。そしてまた、来月あたり銀座に戻るとのこと。彼のチャレンジに
敬意を表しつつ、コラボイベントを続けていくつもり。

菊水酒造 松岡良美さん

その日の朝、税所さんと大田市場に仕入れに行った際に、大井競馬場前駅で高知の菊水酒造の松岡良美さんとバッタリ。なぜ高知の方とこんなところで。たまたま仕事で訪れたらしい。上述、岸城さんと会った次の日に訪ねたのが菊水酒造だった。

菊水酒造はパクチー梅酒、パクチーのお酒を出している会社。女性の活躍を願い、女性チームに決定権を与えてヒット作をいくつも出している柔軟な会社。

・7年前(2015)

パクチーハウス東京で突発的な手食ランチの会。たしか、うまいエビカレーができた時で、夜の営業ではカレーを出さないので濃い人を集めようと思ったはず。過去ログを見ると、突発なのに10人が来て手食を楽しんだみたい。

・8年前(2014)

ベルオーブ 菅原亮平さん

ベルオーブ菅原亮平くんと、豊洲からクルージング流しそうめん。ベルオーブ豊洲店からビールと食事を搬入して、揺れる船内で流しそうめん。船が揺れたら流しそうめんの台が倒れるに決まっているじゃないか・・・。

打合せ段階ではそれに気づかず、僕と菅原くん2人でびしょ濡れになりながら、竹を肩に担いでそうめんを流したのは楽しい思い出。

ベルオーブからは飛躍的に成長して、今や業態開発と買収で50店舗ぐらい?パクチーTシャツを着ている人だけのパーティも六本木の同社店舗でやったし、現在パクチー銀行で最も人気のあるクラフトビールを「Rio Brewing & Co.」の名の下に醸造している。

・9年前(2013)

養老乃瀧 矢満田敏之さん

養老乃瀧で「すべての居酒屋メニューにパクチーを入れる」パーティを開催。同社の矢満田社長とは、ちょっとした勘違いで2008年年末に知り合った。

飲食業界の錚々たるメンバーと、そこに紛れ込んだパクチー屋。気後れしそうになったけど、規模よりも商圏の広さで勝負していると、苦し紛れに豪語。「商圏2万キロ」という言葉が生まれた。それを面白がってくれた一人が矢満田さん。

その後、朝ラン&ビールの会の立ち上げから参加してくれ、新メニューや新業態のデビュー時に呼んでくれたり、飲みに誘ってくれたり。今も、鋸南での活動をサポートしてくれている。

来月は、これに参加してきます。


パクチー(P)コワーキング(C)ランニング(R)を愛する、PCR+ な旅人です。 鋸南(千葉県安房郡)と東京(主に世田谷と有楽町)を行き来しています。