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コーヒー初心者が3カ月でカフェ開業を決め、話題のスポットをつくった。その経緯をお話しします。 〜paxi.coffee 1周年記念スペシャル〜 #インスタライブ #instagramlive

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2022年4月20日15:30(日本時間)スタート


JR内房線保田駅目の前のカフェ「パクチー銀行」の頭取が、コーヒーを飲み始めて89日後にはカフェ開業を決め、どのように店作りをしたか、そして、カフェをつくったことで町にどのような変化が起こったのか、をざっくばらんに語ります。


一緒に話してくれるのは、24年前に世界青年の船という国家行事で知り合ったリビー橋本さんです。


リビーはスペイン在住のノマドワーカーで、馬乗り。メキシコの有機コーヒー・有機はちみつ生産者協同組合アドバイザーで、メキシコ国内4拠点にてカフェ共同経営する、コーヒーのプロです。


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パクチー狂の佐谷恭がコーヒーを飲み始めて1周年。
「コーヒーはまずい」と思い続けて46年。ある日まずくないコーヒーに出会った。そのカフェでコーヒーを飲むこと数回。


2021年4月20日、そのカフェの店主に「コーヒーがまずくない理由」を訪ねた。いや、驚くことに本当に美味しかったんだ。でも、それまでのコーヒーが全部まずかったから、そうでないことを伝えたくて、あえてそういう風に聞いた。


コーヒーにはまずくなる理由がたくさんある−−。その一言から話を始めたその店主は、生育・摘果・精製・輸送・焙煎・抽出のあらゆる過程にコーヒーを台無しにする可能性があると教えてくれた。まずくならずにカップに入るコーヒーは世界のコーヒー生産量の1%にも満たないだろうと。


自分の目の前にはその希少な一杯があった。1時間ほどのプライベートレクチャーを経て、僕は自分ができることについて考えた。コーヒーがカップに入るまでの長いプロセスを少しでも理解したいと思い、まず自分がすぐにできそうなことをしてみようと思った。


店主に「明日から焙煎始めればいいんですね」と伝えた。焙煎の仕方でどれだけ味が変わるか知りたかったのだ。「コーヒーを飲み始めると宣言していきなり焙煎に入るんですか?」と驚きと笑いの表情をしたのが忘れられない。


自宅へ戻る船の上で、生豆と焙煎に必要そうな器具を発注した。焙煎の仕方をネットで学びつつ、絶対的にうまいコーヒーを手に入れ、そこにパクチーを入れて爽快感とスパイシーさを加えることを思いついた。paxi.coffee は東京湾上の妄想で生まれたのだ。


翌日からコーヒーの焙煎を開始した。カセットコンロの上で、ひたすら鍋を振り、同じ豆がどう変化するかを学んだ。


その後、通りがかりで「スペシャルティコーヒー」と書かれている店にはすべて入った。どこも、99%の店だった。求めているものには巡り会えなかった。


コーヒーに意識が向き、少々経験を積むとそのことを他人に話したくなった。僕と違って習慣的にコーヒーを飲み続けている人は多い。そういう人たちを師匠に、コーヒーのことをもっと知りたいという思いで。


ところが、コーヒーを飲んでいる人のほとんどは、焙煎などしたことがないばかりか、ドリッパーを使うこともないということが判明した。そして、美味しいとは思っていないと公言する人も、かなりの割合でいた。必要だから飲む。衝撃的だった。


多少コーヒーについての発信をするようになり、いろいろな人から声がかかった。すでにつながっている友人たちの中で、自家焙煎をしたりコーヒー豆の販売を手がけたり、カフェ開業を目指している人たちが結構いたのだ。興味を持っていないと全く見えない世界だった。


こうして僕は、コーヒーに触れる機会が増え、そしてまさかのカフェ開業を決めることになった。続きはインスタライブにて。



主催:パクチー銀行


パクチー(P)コワーキング(C)ランニング(R)を愛する、PCR+ な旅人です。 鋸南(千葉県安房郡)と東京(主に世田谷と有楽町)を行き来しています。