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データサイエンスニュース(23/12/12) : "AI時代の労使関係: マイクロソフトの取り組みと日本企業への波及効果”

今後こういうのが、色々と出てきそう

米マイクロソフトは11日、人工知能(AI)の雇用への影響を軽減するため、米国最大の労働団体、労働総同盟産別会議(AFL-CIO)と協議していくと発表した。AI開発の動向を広く情報共有し、労働者側の視点を開発に取り入れる。AI時代のスキル開発を支援し、労働者を保護する政策立案にも取り組むという。

マイクロソフトほどの大企業ならそうやって進めていけそうですが、他の企業はどうなるのか。
日本の企業がどう対応するのかは、とても重要ですね。
これまでの労使交渉とは全く違うものになっていかなければならないのですが、労働者側も企業側もそれがわかっているのかというのは、ありますね。
企業にとっては、「AIによって仕事が奪われる」と思われる労働者を仲間にできるのか・敵に回すのかの重要な分かれ目にもなりえます。
仲間にできれば、労働者のノウハウをAIに積極的に学ばせることができ、その分業務の効率化・省力化は進むでしょう。
その変わり、給与固定で労働時間を減らす(結果時給アップ)や、空いた時間で追加のフィーの仕事をお願いする(給与アップ)のどちらかにつながっていき、労働者側もハッピーになれます。
敵に回すと、そもそもAIにノウハウがたまらないので、競合ではAIに全自動でやらせて短時間で終わらせられている仕事が、労働者が今まで通りたっぷりと時間をかけてやることでしょう。
AI後の世界で生き残っていけるか、どうか。
それを今から考えて、各企業は動いていけるでしょうか。

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