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「魅惑の心理」マガジンvol.41(知っておきたい基礎心理効果)社会心理学編

心理学では色々な心理効果が紹介されています。たくさんあるのですが「ここだけは押さえてほしい」と言う効果があります。今回の「魅惑の心理」マガジンは、たくさんある心理効果の中から、これだけは知っておきたいという基礎的な心理効果をピックアップして紹介します。ポーポーの「魅惑の心理」マガジンは旬なネタを心理学で語ったり、心理学の基礎的なことを整理して解説することもやっています。今回は使える心理効果の社会心理学編です。近年における人の心を語るう上で知っておきたい基礎的な効果をいくつか紹介します。

社会心理学とは集団や個人がどのように行動するかを研究しているものです。集団になると個人はどう変化するのか、人はどうなると攻撃的になるのか、などを研究しています。簡単に言うと社会における個人の心理。個人と個人の問題、集団の中の人間などを学びます。対人的な心理効果がたくさんあります。

1.承認欲求

 SNSによるコミュニケーションが進む中で多くの人が耳にすることになったと思います。これは他人から認められたいと思う欲求です。特定の人にあるように報道されたりしていますが、誰もが持つもので、個人差が大きく「強い人」もいれば「普通の人」「弱い人」もいます。弱い人はいますが、持っていない人というのは基本的にいないと考えて良いでしょう。人の原始的な欲求の一つです。

近年、承認欲求が増加しているのは、コミュニケーション変化が大きいと考えられます。SNSがとても身近なものになったので、自分を認めてもらえることが身近になったのです。また身近になっただけでなく、SNSは他者の状況も簡単にわかるようになりました。そのため、他人と比較してさらに行動がエスカレートして嘘をついたり、より刺激の強い承認を求める傾向になっています。中にはどんどん過激になっていく人がいる一方で、嘘をつくことや飾ることに疲れてしまい、 SNSを休む人などもでてきています。

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