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「魅惑の心理」マガジンvol.143(自分を呪う人たちへ)

みなさん『呪術回線』を見ましたか? 「呪霊」という妖怪のような存在を呪術を使って祓う(戦う)呪術師の闘いを描いたアクション漫画、アニメも人気です。この作品では「呪い」は、恨み、嫉妬、人間の身体から流れた負の感情が具現し意思をもった存在として描かれます。「呪霊」といいます。色々な形をしていて、人を襲い殺してしまいます。行方不明者の多くはこの呪霊に殺されているという設定です。

この設定を見たときに面白いなって思いました。呪いは形を成していませんが、もし見えたら、見える人にはこのような怪物の形をして見えるというのも面白いと感じたのです。

リアルな世界では私は呪いで人は直接死なないと思っていて、では呪いの正体とは何か? 個人的には「人の感情を悪く変えてしまう、自分以外の意思」だと私は思っていて、怪物よりも「考え」に使いと思います。ところがこの「考え」は心の中に閉じこもって、いい子でいるわけではなく、何かの乗って外に出て色々と悪さをしでかします。

「呪いで人は死なない」という話をコラムで書いたので、興味がある方はこちらもお読みください。

さて、この「呪い」ですが、何にのるとかというと、自分の言葉に憑依して、人の感情を変えてしまいます。呪いで直接的に人は死んだりしませんが、言葉に乗ったものはその人を不幸に陥れたり病んだり、最悪、間接的には人を自殺においこけこともあります。なので、心臓発作で「うっ」と死んだりしなくても、じわじわと人を苦しめていくものです。間接的にはとてもやばいものだと思います。なので誹謗中傷も呪いの一つと言えるかもしれません。

さて、今回の「魅惑の心理」マガジンは、この「呪い」について取り上げたいと思います。実は言おうか言うまいか、ずっと悩んでいた話なのですが、この呪いを自分にかけてしまう人がたまにいます。私はそう言う人と会えば「あ、この方、自分を呪っている」とわかります。このマガジンを読んだ人が自分を呪わないで欲しいと思うので、少し簡単にですが、その対策について書こうと思いました。ご興味のある方はご覧になっていただけると幸いです。


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