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「魅惑の心理」マガジンvol.123(ツイッターの人間関係心理学) SNS心理学

みなさんはスマホを日常的に持ち歩いていますか?  移動中、休憩中、いつでもスマホからSNSを見られる環境になり、 SNSは非常に身近な存在になっています。その中でTwitterはリアルタイムの情報がもっとも早く手に入るツールです。災害時、イベント時の情報を入手するものとしてTwitterは魅力的です。私もYahoo!よりも先にTwitterを見ることがあります。それは情報が一番早いと思っているです。日本では4,500万人(2018年)がアクティブのユーザーと言われていますが、ここ数年で急激に伸びており、現在ではかなり増えていると推測されます。

総務省の「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書概要」によりますと、Twitterの目的として最も多いのが、「最新情報、リアルタイムでの情報収集」(49.3%)。続いて多いのは、「有名人・著名人などのつぶやきの閲覧」(42.2%)になります。私は有名人を登録していません。あ、赤井英和さんの奥様が有名人とすると、奥様しか登録していないです。最新情報の収集と、フォロワーさんが今、何をして、何を考えているかのほうに、とても興味があります。

Twitterは通常のコミュニケーションと違います。有名な人が今考えていることもわかりますし、運が良いと会話をすることも可能です。自分の意見に反応がなくても、見てもらうこともできます。芸能人側にも、ファンの人にも大きなメリットがあります。しかし良いことばかりではありません、Twitterは新しくややこしい人間関係を生み出すことにもなりました。そこで、今回の「魅惑の心理」マガジンでは、このTwitterにおける人間関係の心理学を考えていきたいと思います。Twitterの人間関係の心理のポイントをまとめ、危険な人の傾向を知り、どうやって遠ざけていくか、そしてややこしい人間関係を回避して、心地よい形を作る方法について考えて行きたいと思います。

この話の前段として、 SNS心理マガジンで「「いいね」との向き合い方」という話を書いてあります。「いいね」に関する受け手側の向き合い方と、発信側の向き合い方をまとめています。2分ぐらいで読める内容なので、よかったらこちらもご覧になってみてください。↓

[目次]
1. ツイッターの人間関係の心理
  (1)人に話しかけられない自分を改善する
  (2)会話の基本は「礼節」
  (3)好かれる会話は「聞き上手」「反応上手」
  (4)少し「頑張る」でも「我慢」しすぎない
2. Twitterで増加する注意したい危険な人たち
 ・鍵アカからの「4」「9」「11」などの数字攻撃
 ・鍵アカ内での罵倒している人
 ・攻撃的エアリプをする人
3. こんなアカウントには気をつけよう
 ・アカウントが複数ある人
 ・アイコンを頻繁に変える人
 ・動物、かわいいイラストのアイコンで男性
 ・自分のツイートを頻繁に消す人
 ・女性にしかリプを送らない人
 ・初対面から馴れ馴れしい人
 ・最初からすぐにDMを送ってくる人


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