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「魅惑の心理」マガジンvol.104(病みつきを作る心理と脳科学) 〜クセが強い人の科学〜

ちょっとクセの強い食べ物って、慣れると病みつきになりませんか。最初は「匂いが嫌だ」「味が変」って思っていても、食べて続けていると「あれ、また食べたくなる」って思ったりすることがありますよね。辛い食べ物もそうで、辛さの痛み、苦痛を乗り越えた先には、何となくまた食べたくなってしまいます。辛いものはリピーターになりやすいなど、病みつきを作りやすい食べ物です。

でも今回の話はチーズ、激辛が何で病みつきになるという話では終わりません。この病みつきになるメカニズムを応用して、クセの強い人になったらどうなるのだろう、病みつき要素を人にも応用できないかという話に昇華していきたいと思います。病みつきを作る心理と脳科学。クセの強い人やものを繰り返し求める脳と心理の話をしたいと思います。この話を突き詰めていくと、サービス提供者にはある効果的な戦略が見えてきます。自分でサロンをやっているような方は、お客様をリピーターに引き込むことら参考になれば幸いです。

[目次]
○「病みつき」という現象はなんで起こるのか?
○クセの強い人と会っていると自分の成長が進む可能性
○病みつきを作る「クセが強い人」になるメリット

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