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米金利上昇でドル高も円安にはならず!ドル円、クロス円の上値は重い/1月3日

1日の能登半島地震を受け、2日の為替市場は年明け早朝こそやや円高でシフトしたものの、その後はジリジリと円売りに。序盤こそ日本企業のリパトリによる円買いを意識したが、欧州時間帯に入ると能登地震で年内マイナス金利解除も難しいといった指摘が相次ぎ、円安というパターン。

ただ、海外市場では徐々に米金利上昇に伴うドル買いがメインに。金利上昇を嫌気してハイテク株を中心に下げてナスダックは急落で、ややリスクオフ(回避)の雰囲気に。マンハッタンの大規模停電(結局は極小さな地震だった模様)やカリフォルニアの銃撃事件なども多少は影響したか?

米2年債/5年債/10年債利回り(日足)チャート

やや年末の過剰な金利低下からの反発といった流れ。もっとも、ここから上昇軌道という話ではないので、為替に与える影響も軽微といった感じ。

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◆ドル円・クロス円はショート継続!上値の重い展開は継続しやすそう

クロス円は上値重いよねーといった感じで、今日の米12月ISM製造業景況指数や、米11月JOLTS求人件数、そして利下げについて議論したとされる12月FOMCの議事要旨の数字や結果を見ていくことになるのでしょう。

まぁ余程のサプライズがない限り、目先のトレンドを変えることはなさそうで、ドル円・クロス円は基本的に下目線で見ています。

ドル円(日足)チャート

143円台に乗せてくるなら話は変わってくるかもしれませんが、かなりの金利高でも142円台の維持にすら苦しんでいる状況。

142円台半ばの142.50-142.60円ぐらいからは上値が重くなってきそうで、さらにこの上の143.10円レベルにも200日移動平均線がありますからね。基本的に、142円台では軽く叩いて、142円台半ば、143.00円前後で追加して、143.20円で損切りでしょうか。

下値は140円台がいっぱいか。値動きにもよりますが、140円台に差し込んできたら、ボチボチ利食いして撤退でしょう。

ユーロ円(日足)チャート

昨年末の記事でも、1月はかなりの確率でユーロ安になると解説した通りの値動きですね↓

円売りという支えがない中で、ドル買い戻しとなれば倍速で下げるのは必然。流石に上昇余地も大きいので突っ込み売りは避けたいですが、200日線もあって155.00-155.20円の大台節目を割り込めば、さらなる下落が意識されやすくなりそうです。

まぁ軽く売りつつ、156円台で叩いて、157.00円前後でラストナンピンみたいなトレードでしょうかね。目先安値の153.10円レベルを割り込めば、1ユーロ=150.00円の大台節目が意識されるので、引っ張るならその辺りまで。

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