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時間欲を減らして、楽に生きる

 お金があればやりたいことができる。お金があれば、幸せになれる。そんな風にお金に執着すると、お金が目的となり、かえって苦しくなります

 一方で、時間についてはどうでしょうか。時間があればやりたいことができる。時間がたくさんあれば、豊かに生きられる。これもまた、お金と同じといえます。時間に執着すると、時間を得ることが目的となり、かえって苦しくなります

 楽に生きるには、時間に対する欲、時間欲を減らすことが大切です

時間は意思疎通の手段でしかない

 そもそも時間は、意思疎通の手段でしかないです。時間があるから、人と待ち合わせができます。特定の場所に集まり、集団で活動ができます。つまり、共同で活動するための意思疎通が図れるのです。

 時間は、お金のようにそれぞれの人が持っている。誰もが1日24時間、それを有している。そういう風にも思えます。そして、何とか自由な時間を増やせないか。時間はあればあるほどいい。時間をうまく使えないか。時間を無駄に消費したくない。そんな気持ちが沸いていきます。

 しかし、本来は、時間を所有するということはないのです。むしろ、共有するためのものであり、意思疎通するための手段です

時間を所有していると思うと、時間に縛られる

 自由な時間を増やしたい。時間はあればあるほどいい。うまく時間を使いたい。そう思うのは、一見良さそうですが、実は時間に縛られているのです。

 時間を無駄にしたと感じて、何度もイライラしてこなかったでしょうか。悠々自適な生活をしている他人を見て、イライラしていないでしょうか。その一方で、時間があったらあったで何をしていいか分からない。それこそ無意味に無駄に使ってしまう。そんなことはないでしょうか。

 お金より時間が大切、というのは一見良さそうです。ただ、それ自体が目的になってはいけないという意味ではお金も時間も一緒です。

時間欲を減らすため、どう楽しむかに主眼をおく

 お金がたくさんあれば、広い家に住み、好きなだけ旅行に行ける。時間がたくさんあれば、家でゆっくりして、好きなだけ旅行に行ける。お金があれば、時間があればだと、いつになっても今を楽しめません

 それよりも、何をしたら自分は楽しいか。それに主眼を置くことが大切です。お金があるから、楽しいのではないはずです。楽しいと感じることをしているから、楽しいはずです。時間があるから、楽しいのではないはずです。楽しいと感じることをしてるから、楽しいはずです。

 時間がたくさん欲しい。時間を無駄にした。そう感じるのは、今を楽しめていないからです。その場でどうしたら楽しめるかを意識していないからです。

人生は、時間のうまい使い方コンテストではない

 お金を大事にする。時間を大事にする。大切な考え方です。ただ過ぎた時間を無駄と考えるのは、使ったお金をいつまでも後悔してるようなものです。つまり、お金も時間も執着しては、苦しくなります。

 時間は有限で平等と言われますが、だからといって、こだわる必要はありません。人生は、時間のうまい使い方コンテストではありません。大事なのは、どうしたら人生を楽しめるか。それを意識して生活することです

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